がん‐ぼう【願望】
[名](スル) 1 願い望むこと。がんもう。「恒久の平和を—する」「結婚—」 2 精神分析で、無意識に心の緊張を解消させようとする動機。
がん‐もう【願望】
[名](スル)「がんぼう(願望)」に同じ。「殉死を許していただこうという—は」〈鴎外・阿部一族〉
き‐ぼう【企望】
[名](スル)くわだててその達成を望むこと。「此にても旧来の民政を—する者あれば、忽ち之を厳刑に処し」〈竜渓・経国美談〉
き‐ぼう【希望/冀望】
[名](スル) 1 あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。「みんなの—を入れる」「入社を—する」 2 将来に対する期待。また、明るい見通し。「—に燃える」「—を見失う」 3 文法で、1...
きぼう【希望】
《原題、(フランス)L'Espoir 》マルローの小説。3部作。1937年刊。共和政府の義勇軍としてスペイン内戦に参加した経験をもとに書いたルポルタージュ風の作品。1939年、自身の監督・脚本に...
き‐ぼう【幾望】
《幾(ほとん)ど満月に近い意》陰暦14日の夜。また、その夜の月。
き‐ぼう【既望】
《既(すで)に満月を過ぎた意》陰暦16日の夜。また、その夜の月。いざよい。《季 秋》
き‐ぼう【期望】
[名](スル)期待し望むこと。「将来の平和を—す」〈竜渓・経国美談〉
き‐ぼう【祈望】
[名](スル)祈り願うこと。強く願望すること。「同君再び来会の時あるを—するは」〈森有礼・明六雑誌三〇〉
ぎょう‐ぼう【仰望】
[名](スル)仰ぎ望むこと。また、敬い慕うこと。「碧空を—する」