ひき‐ごし【引(き)腰】
女房装束の裳(も)の大腰の左右に取り付け、後ろに長く引き垂らした2本の飾りひも。
ひき‐わたし【引(き)渡し】
1 拘束した人や占有した物を他に引き渡すこと。また、売買契約の成立した商品などを売り手から買い手に引き渡すこと。 2 幕などを張り渡すこと。「かりそめの仮り屋などいへど、風すくまじく—などしたる...
ひ‐ぎり【日切り/日限り】
約束・契約などの日数を限ること。また、その限られた日数や、その最後の日。にちげん。「—で注文を出す」
ひこうそく‐めいぼしき【非拘束名簿式】
比例代表制の選挙で、政党が候補者名簿の順位を定めない方式。有権者は政党または候補者個人に投票。個人票は所属政党への投票とみなして合算し、各政党の得票数に比例して当選者数を確定した後、個人名での得...
ひ‐さかき【柃】
サカキ科の常緑低木。山地の乾いた所に自生。葉は密につき、長楕円形で先が鈍くとがる。雌雄異株。春に白い小花が束になって咲き、黒紫色の実を結ぶ。サカキの代わりに神事に使う地方もある。庭木にする。《季...
ひさご‐ばな【瓠花】
1 瓠1の花。 2 上代、15、6歳の少年が、瓠の花にかたどった髪を額に束ねた髪形。「年少児(わらはみこ)の年十五、六の間は—す」〈崇峻紀〉 3 瓠の花にかたどった造花。髪飾りとし、左右に分かれ...
ひさし‐がみ【庇髪】
束髪の一。入れ毛を使って前髪と鬢(びん)とをふくらませ、庇のように前方へ突き出して結う髪形。明治30年代ごろ、女優川上貞奴(かわかみさだやっこ)が始めてから、大正の初めにかけて流行。また、女学生...
ヒス‐そく【ヒス束】
心房と心室を結ぶ特殊な心筋線維の束。心臓の刺激伝達系の一部で、房室結節から始まり、心房と心室の境界に位置する線維組織(中心線維体)を貫いて心室中隔の頂上部に達する。名称は発見者であるスイス生まれ...
ひた‐あお【直青】
[名・形動ナリ]一面に青いこと。真っ青なこと。また、そのさま。「随身も皆—なる装束をして」〈今昔・二八・二一〉
ひ‐たたき【火叩き】
消火用具の一。竹ざおの先に30センチぐらいに切った縄の束をつけたもので、これでたたいて火を消す。