むぐり【潜り】
１ 「もぐり」に同じ。〈和英語林集成〉 ２ カイツブリの別名。
むさ‐くさ
［副］ １ 気持ちが沈んで晴れないさま。むしゃくしゃ。「気ガ—シテタマラナイ」〈和英語林集成〉 ２ 毛などが乱れ生えているさま。もじゃもじゃ。「—としたお髭(ひげ)」〈浮・男色大鑑・七〉 ３ ...
むささび【鼯鼠／鼺鼠】
《古くは「むざさび」とも》リス科の哺乳類。リスに似て、体長約40センチ、尾長約35センチ。背面は灰褐色で、目の上からほおにかけ白帯がある。森林にすみ、夜行性。前後の足の間にある飛膜を広げて木から...
むさし‐あぶみ【武蔵鐙】
１ サトイモ科の多年草。関東地方以西の海岸近くの林内にみられる。5月ごろ、仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた太い穂を出す。苞は上部が幅広く、鐙状をしている。 ２ 武蔵国で作られた鐙。鋂(くさり)を...
むさし‐の【武蔵野】
東京都と埼玉県にまたがる洪積台地。南は多摩川から、北は川越市あたりまで広がる。古くは牧野、江戸時代から農業地に開発され、雑木林のある独特の風景で知られた。武蔵野台地。 
東京都中部の市。住宅地...
むさんかいきゅうのぶんか【無産階級の文化】
平林初之輔の評論集。大正12年（1923）刊。
むし‐いい【蒸し飯】
もち米を蒸したもの。こわめし。〈易林本節用集〉
むし‐くい【虫食い／虫喰い】
１ 虫が食うこと。また、そのあと。「—の古本」「—の葉」 ２ 陶磁器の縁に表れた釉(うわぐすり)の小さな剝落(はくらく)のあと。虫が食ったあとに似る。釉が素地(きじ)によく付着していないとできる...
む‐じょう【無状】
１ 取り上げるほどの善行や功績のないこと。 ２ 無作法なこと。無礼。亡状(ぼうじょう)。「ソノフルマイ甚ダ—」〈和英語林集成〉
むじょうということ【無常といふ事】
小林秀雄の評論。日本の古典文学にまつわる随筆で、初出は昭和17年（1942）。昭和21年（1946）刊行。
