むらかみ‐すいぐん【村上水軍】
中世、瀬戸内海で活躍した海賊衆。能島(のしま)・因島(いんのしま)などを根拠地とした村上氏一族を中心に、室町幕府や有力守護大名から海上警固を命じられるなどして勢威をふるった。
むら‐ぎみ【村君/漁父/漁翁】
漁民の長。「岩の根にかたおもむきに並み浮きてあはびをかづく海人の—」〈山家集・下〉
むらさき【紫】
1 ムラサキ科の多年草。山地に生え、高さ30〜60センチ。根は太く紫色。全体に毛が密生し、葉は披針形で互生する。6、7月ごろ、白い小花をつける。根は古くから染料に、また漢方で皮膚病や火傷に用いら...
むらさき‐いろ【紫色】
赤と青の中間の色。また、ムラサキの根で染めた色。
むらさき‐おもと【紫万年青】
ツユクサ科の多年草。高さ約60センチ。茎は直立し、その先に長楕円形の厚い葉が多数つく。葉の裏面は紅紫色。夏、葉の付け根に、2枚の苞(ほう)をもつ白い小花をつける。メキシコ・西インド諸島の原産で、...
むらさき‐しきぶ【紫式部】
シソ科の落葉低木。山野に生え、高さ約3メートル。葉は対生し、楕円形で裏面に黄色の点がある。6、7月ごろ、葉の付け根に淡紫色の小花を集散状につけ、秋に紫色の球形の実を結ぶ。近縁のコムラサキは小ぶり...
むらさき‐の【紫の】
[枕] 1 ムラサキの根で染めた色の美しいところから、「にほふ」にかかる。「—にほへる妹を憎くあらば」〈万・二一〉 2 紫色が名高い色であったところから、地名「名高(なたか)」にかかる。「—名高...
むらやま‐トラウマ【村山トラウマ】
平成6年(1994)、日本社会党委員長村山富市が連立政権の首相に就任した際、政策協調のため、独断的に同党の政策を転換させたことなどから、求心力を失い、解党への道をたどったこと。 [補説]自由民主...
むり‐しき【無理式】
根号の中に文字が含まれている代数式。⇔有理式。
ムリヌウ‐はんとう【ムリヌウ半島】
《Mulinu'u Peninsula》南太平洋、サモアのウポル島北岸にある半島。首都アピアの西側に位置する。サモアの伝統建築の丸屋根を模した国会議事堂、独立記念碑、裁判所のほか、王族の墓などが...