おぜ‐そう【尾瀬草】
サクライソウ科の多年草。尾瀬の至仏(しぶつ)山で発見され、日本特産。高さ約20センチ。根茎が横にはい、線形の葉が根元から出る。夏、黄緑色の花を総状につける。
おそい【襲】
1 上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。「御—はいづれをか奉らむ」〈宇津保・内侍督〉 2 上を覆うもの。覆い。「車の簾、かたはらなどに挿し余りて、—、棟などに」〈枕・九...
おそらかん‐ざん【恐羅漢山】
広島県山県(やまがた)郡安芸太田(あきおおた)町と島根県益田(ますだ)市の境にある山。標高1346メートル。冠山(かんむりやま)山地の一峰で広島県の最高峰。県内有数の豪雪地帯で、中腹北東斜面にス...
おそ・る【恐る/怖る/畏る/懼る】
[動ラ上二]「恐れる」に同じ。「善根には微少なる広説せば、ないし後世の苦果を見ず—・りじ」〈東大寺本地蔵十輪経元慶七年点〉
[動ラ四]「恐れる」に同じ。「若(も)し疾疫の鬼魅(きみ)身に著く...
おたけばし‐どおり【尾竹橋通り】
東京都台東区根岸から足立区東伊興までの道路の呼び名。尾久橋通りの東側を南北に走る。
おだわら【小田原】
神奈川県南西部の市。戦国時代は北条氏、江戸時代は大久保氏の城下町。また、東海道の旧宿場町で、箱根の東方の出入り口にあたる要所。箱根観光の基地。商工業が発達し、梅干し・かまぼこを特産。人口19....
おちいし‐みさき【落石岬】
北海道東部、根室市にある岬。根室半島の付け根に当たり、太平洋に面している。周囲に40メートル近い海食崖(がい)がある。
おっ‐かい【屋階】
屋根裏につくった部屋。屋根裏部屋。
オッカム‐の‐かみそり【オッカムの剃刀】
「必要なしに多くのものを定立してはならない」という原則。14世紀の哲学者・神学者オッカムが議論で多用し、十分な根拠のない要素を切り捨てたことから、この名で呼ばれる。「ある事柄を説明するために必要...
おっこ・ちる【落っこちる】
[動タ上一] 1 関東地方で「落ちる」をいう語。「屋根から—・ちた」「試験に—・ちる」 2 恋に落ちる。惚(ほ)れる。「女ニ—・チタ」〈和英語林集成〉