かざ‐きり【風切り】
1 船の上に立てて風の方向を見る旗。風見の一。 2 桟瓦葺(さんがわらぶ)きの屋根の切妻近くに、棟から軒まで葺いた丸瓦。 3 「風切り羽」の略。 [補説]書名別項。→風切
かざ‐ぐるま【風車】
1 「ふうしゃ(風車)」に同じ。 2 ビニール・色紙などで小さな羽根車のように作って柄をつけ、風が吹くと回るようにした子供のおもちゃ。《季 春》「廻らぬは魂ぬけし—/虚子」 3 キンポウゲ科の落...
かざ‐み【風見】
家の屋根などにつけて、風の吹く方向を知る道具。古くは先端に鳥獣の形や紋所などをつけた。風向計。風標(かざじるし)。
かざり‐ぎり【飾り切り】
料理の飾りや、季節感を出すものとして、主に野菜類を花などの形に切ること。また、そのもの。大根・人参のねじり梅、茄子(なす)の茶筅(ちゃせん)切り、菊花蕪(かぶ)の類。
かしゅう【何首烏】
1 ツルドクダミの塊根を蒸して乾燥したもの。漢方で、緩下・強精・強壮薬とする。 2 「何首烏芋」の略。
かしゅう‐いも【何首烏芋】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。塊根は暗褐色の球形で、ひげ根がある。葉は心臓形。夏から秋、葉のわきに白い小花やむかごをつける。中国の原産で、日本には雄株はない。塊根とむかごは食用。《季 秋》
かすが‐たいしゃ【春日大社】
奈良市春日野町にある神社。旧官幣大社。祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)(第一殿)・経津主命(ふつぬしのみこと)(第二殿)・天児屋根命(あまのこやねのみこと)(第三殿)・比売神(ひめがみ)(...
かすがわかみや‐じんじゃ【春日若宮神社】
春日大社の南方にある摂社。祭神は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)。12月17日の春日若宮祭(保延(ほうえん)祭)は芸能祭的色彩が濃いので有名。
カスビ‐の‐おか【カスビの丘】
《Kasbi Hill》ウガンダの首都カンパラの西郊にある丘。初代ムテサ1世から第4代エドワード=ムテサ2世まで、ブガンダ王国歴代の4人の王の墓がある。円錐(えんすい)形の茅葺(かやぶき)屋根の...
かずさ‐しりがい【上総尻繋】
馬具の尻繋で、上総地方産出の麻糸を、赤根で染めて平組(ひらぐみ)としたもの。