しもと【笞/楚】
《葼(しもと)で作るところから》昔、罪人を打つのに用いたむち。比喩的に、人を責める厳しい戒め。「心を鞭(むちう)つ—」
すばえ【楚】
⇒すわえ
すわえ【楚/楉/杪】
《「ずわえ」「すばえ」とも》 1 木の枝や幹からまっすぐ伸び出た、若く細い小枝。すえだ。「ほそき—をしてさし寄せむに」〈枕・二四四〉 2 刑罰に用いるむち。しもと。「毎(つね)に九百段の鉄の—も...
すわやり【楚割/魚条】
《「すはえわり」の音変化。すわえのように細く割ったものの意》昔、魚肉を細長く切って干した保存食。削って食べる。
そ【楚】
中国の国名。 春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。揚子江中流域を領有し、都は郢(えい)。春秋中期には陳・鄭・宋などを圧迫し、晋と対立。荘王は中原の覇者となったが、前223年、秦に滅ぼされた。 五...
そ【楚】
[人名用漢字] [音]ソ(漢) [訓]すわえ しもと 1 すっきりとしたさま。「楚楚/清楚」 2 苦しむ。痛む。「苦楚・酸楚」 3 中国古代の国名。「楚囚/四面楚歌」 [名のり]たか
そ‐えつ【楚越】
中国、戦国時代の楚国と越国。敵国どうしであったことから、仲の悪いもののたとえにいう。
そえつ‐どうしゅう【楚越同舟】
仲の悪い者どうしが同じ場所・境遇にあること。呉越同舟。
そ‐か【楚歌】
古代中国の楚国の歌。→四面楚歌(しめんそか)
そ‐こつ【粗忽/楚忽】
[名・形動] 1 軽はずみなこと。そそっかしいこと。また、そのさま。軽率。「—な男」「—な振る舞い」 2 不注意なために引き起こしたあやまち。そそう。「—をわびる」 3 唐突でぶしつけなこと。失...