てつ‐ざい【鉄剤】
鉄欠乏性貧血の治療に用いる薬剤。硫酸鉄や有機酸の鉄塩が用いられる。
とう‐が【凍餓】
こごえて飢えること。はなはだしく衣食に欠乏すること。「飢𡻕往々—の死を免かるる能わず」〈新聞雑誌二二〉
トリプトファン【tryptophan】
必須アミノ酸の一。広くたんぱく質に含まれるが含有量は少なく、欠乏しやすい。生体内でニコチン酸・セロトニン・インドール酢酸などの合成の原料として重要。
ニコチン‐さん【ニコチン酸】
ビタミンB複合体の一。無色の結晶。ニコチン酸アミドの形で生体内に広く分布し、特に動物の肝臓に多い。欠乏症ではペラグラになる。化学式C6H5NO2 ナイアシン。
にゅうじ‐かっけ【乳児脚気】
母親が脚気で母乳中のビタミンB1が欠乏し、その母乳を飲む乳児に起こる脚気。
にんげん‐の‐あんぜんほしょう【人間の安全保障】
国家全体ではなく個々の人間に着目し、紛争・テロなどの恐怖や貧困などの欠乏から人々を解放し、自立するための能力を強化することによって、個人の生存・生活・尊厳を確保すること。→非伝統的安全保障
のうせい‐まひ【脳性麻痺】
胎生期から新生児期にかけて、脳が外傷・酸素欠乏などにより損傷されたことが原因で、四肢が麻痺し、運動障害の起こる病気。手足が勝手に動いてしまう、細かい動作がうまくできないなどの症状がある。機能訓練...
のうなんか‐しょう【脳軟化症】
脳梗塞(のうこうそく)の結果、そこから先の組織が酸素欠乏になり、壊死(えし)に陥った状態。
はくひ‐しょう【白皮症】
先天的にメラニン色素が欠乏しているため、皮膚・毛髪・眼球などが白く見える状態。白子(しろこ)。
はくまい‐びょう【白米病】
白米を常食とするために起こるビタミンB1欠乏症。脚気(かっけ)の類。