じき‐しん【直心】
仏語。正しくまっすぐな心。正直心。即心。
じっ‐てい【実体】
[名・形動]まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「見たところ—な感心な青年(わかもの)であった」〈独歩・正直者〉
じつ‐めい【実銘/実明】
[名・形動]まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「中々温順(おとなし)やかな—な男だと云って」〈円朝・真景累ヶ淵〉
じゅうぞく‐せつ【従属節】
複文で、主節に対して、主格・述格・連体修飾格・連用修飾格・独立格に立つ節をいう。「彼女が正直なのは有名な話だ」の「彼女が正直なのは」の部分が主格の従属節である。
じゅん‐ちょく【純直】
[名・形動]正直ですなおなこと。また、そのさま。「国民の意望を—に代表するが如し」〈利光鶴松・政党評判記〉
じゅん‐ろ【順路】
1 順序よく進めるように定めた道筋。道順。「—に従って見学する」 2 正しい道理にかなっていること。「兄は正直—の武士」〈浄・孕常盤〉
じゆうのり【自由之理】
J=S=ミルの「On Liberty」の訳書。中村正直訳。明治5年(1872)刊。当時の自由民権運動に影響を及ぼした。
すぐ【直ぐ】
[形動][文][ナリ] 1 物の形などが、直線的で曲がっていないさま。「百折れ千折れ、五間とは—に続かぬ坂道を」〈漱石・虞美人草〉 2 人の性質などがまっすぐであるさま。正直。すなお。「—な心...
すっ‐こ・む【すっ込む】
[動マ五(四)]その場から立ち退く。ひっこむ。「私が一人部屋に—・んでいると」〈独歩・正直者〉
[動マ下二]「すっこめる」の文語形。
せい‐い【誠意】
私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。「—のこもった贈り物」「—を示す」「誠心—」