えん‐じゃく【円寂】
[名](スル) 1 悟りの境地。涅槃(ねはん)。 2 僧が死ぬこと。入寂。「和尚は…たくましい一篇の偈(げ)を留めて—し」〈柳田・山の人生〉
えん‐せい【遠逝】
遠方の地に行くこと。転じて、死ぬこと。長逝。遠行。
エンツォおう‐きゅうでん【エンツォ王宮殿】
《Palazzo di Re Enzo》イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ボローニャにある建物。マッジョーレ広場に面する。13世紀半ば、司法庁を置くために建造。ボローニャは、フォッサルタ...
おう‐し【横死】
[名](スル)殺害されたり、災禍などのため、天命を全うしないで死ぬこと。不慮の死。非業の死。「無念の—を遂げる」「旅先で—する」
おう‐じょう【往生】
[名](スル) 1 仏語。現世を去って仏の浄土に生まれること。特に、極楽浄土に往(い)って生まれ変わること。 2 死ぬこと。「大—を遂げる」 3 あきらめて、行動などをやめ、おとなしくすること。...
お‐かくれ【御隠れ】
身分の高い人、また目上の人が死ぬこと。「—になる」「—あそばす」「お父さんも—の時まで、梅二郎さんの事ばかりを気に掛けて」〈鉄腸・雪中梅〉
おくれ‐さきだ・つ【後れ先立つ】
[動タ五(四)] 1 一方が生き残り、一方が先に死ぬ。「—・つ嘆きのないように二人の寿命をおなじにとまで願った」〈中勘助・菩提樹の蔭〉 「限りあらむ道にも—・たじとちぎらせ給ひけるを」〈源・桐壺...
おし・む【惜しむ】
[動マ五(四)] 1 心残りに思う。残念がる。「散る花を—・む」「別れを—・む」「人に—・まれて死ぬ」 2 金品などを出すことを、もったいないと思う。出し惜しむ。「わずかの出費を—・んで大損をす...
お‐だぶつ【御陀仏】
《往生際に阿弥陀仏(あみだぶつ)の名を唱える意から》 1 死ぬこと。「この高さから落ちたら—だ」 2 物事がだめになること。また、失敗に終わること。「計画が—になる」
おち‐い・る【陥る/落(ち)入る】
[動ラ五(四)] 1 落ちて中に入る。はまる。「深みに—・る」 2 望ましくない状態になる。「重態に—・る」「ジレンマに—・る」 3 相手の策謀にはまりこむ。計略にかかる。「敵の術中に—・る」 ...