ざん‐む【残務】
未処理で残った事務。「—整理」
ざん‐む【残夢】
明け方に、うとうとと見ている夢。目が覚めてもなお夢心地でいること。
ざん‐や【残夜】
夜明け方。「月入りて後の—の如し」〈太平記・二七〉
ざん‐やく【残薬】
1 服用を忘れたり、怠ったりして残った薬。処方された量を正しく服用しないと、症状をさらに悪化させ、新たに薬が追加される悪循環を引き起こす要因ともなる。 2 医療機関で、使い切れずに残った薬。
ざん‐よ【残余】
のこり。あまり。
ざん‐よう【残陽】
入り日。夕日。
ざんよ‐ざいさん【残余財産】
会社・公益法人・組合などの清算手続きで、債権者に弁済したあとに残った積極財産。
ざん‐りゅう【残溜】
残ってたまるもの。残りのしずく。「今引いて行った波の—の黄なるを踏んで」〈蘆花・自然と人生〉
ざん‐りゅう【残留】
[名](スル)残りとどまること。なくならずに残っていること。「野菜に—する農薬」「—部隊」
ざんりゅう‐おうりょく【残留応力】
引っ張り・圧縮・曲げ・熱処理などの外力に対して物体内部に生じ、外力を除いたあとにも保留される応力。材料の強化などに利用される。