めいじたいてい【明治大帝】
立野信之の長編歴史小説。「サンデー毎日」誌に連載。単行本は昭和31年(1956)から昭和34年(1959)にかけて全7巻を刊行。
めくり‐ごよみ【捲り暦】
毎日1枚ずつめくっていく暦。日めくり。
ものがたりせんごぶんがくし【物語戦後文学史】
本多秋五による戦後の日本文学史。書評新聞「週刊読書人」に昭和33年(1958)から昭和38年(1963)にかけて連載。単行本は昭和35年(1960)から昭和40年(1965)にかけて、正、続、完...
もみのきはのこった【樅ノ木は残った】
山本周五郎の長編歴史小説。江戸時代初期に仙台藩で起きたお家騒動を題材に、藩取り潰しの陰謀に立ち向かう家老、原田甲斐の孤独な闘いを描く。昭和29年(1954)から昭和31年(1956)にかけて「日...
やまうち‐かずひろ【山内一弘】
[1932〜2009]プロ野球選手・監督。愛知の生まれ。昭和27年(1952)毎日(千葉ロッテの前身)に入団。パリーグを代表する打者となり、同35年チームをリーグ優勝に導く。プロ野球初の300本...
ゆうゆう‐かんかん【悠悠閑閑/優優閑閑】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりと落ち着いているさま。のんきにかまえるさま。「—と毎日を過ごす」
ゆ‐ぶろ【湯風呂】
1 湯を入れた風呂。また、その風呂に入ること。「毎日、—は焼(た)く」〈浮・一代女・四〉 2 蒸し風呂。「据風呂(すゑふろ)よりは—が徳なり」〈浮・新永代蔵〉
ゆみとり‐しき【弓取り式】
相撲で、優勝力士が賞として弓を受ける際の儀式。大相撲で、場所中の毎日、結びの一番の勝者に代わって、作法に心得のある力士が故実に従って行う。かつては千秋楽にだけ行われた。
よあけあさあけ【夜あけ朝あけ】
住井すゑによる長編の児童文学作品。貧しくも誠実に生きる兄弟の姿を童話風に描く。昭和29年(1954)刊行。同年、第8回毎日出版文化賞受賞。
よあけまえ【夜明け前】
島崎藤村の長編小説。昭和4〜10年(1929〜1935)発表。明治維新前後の動乱の時代を背景に、木曽馬籠宿の旧家の当主、青山半蔵の苦難の一生を描く。モデルは作者の父。昭和28年(1953)、吉村...