カシミア‐いと【カシミア糸】
1 カシミア山羊の毛を紡いだ糸。 2 高級服地、ショールなどを織るための細い梳毛糸(そもうし)。
カシミア‐やぎ【カシミア山羊】
家畜のヤギの一品種。チベットおよびインドのカシミールの原産。毛は白色のものが多く絹糸状で、高級織物の原料。
かしら【頭】
[名] 1 人間や動物の首から上の部分。あたま。こうべ。「尾—つき」「—、右」「—に霜を置く」 2 髪の毛。頭髪。「—を剃(そ)る」 3 物のいちばん上、または先の部分。先端。「八歳を—に三人...
かしら‐だか【頭高】
[名]ホオジロ科の鳥。全長約15センチ。背は栗色で、腹は白い。春に雄は頭頂部とほおが黒くなる。頭の羽毛を立てる習性がある。アジア東部に分布し、日本では冬鳥で、畑や雑木林でみられる。たすずめ。か...
か‐じつ【果実】
1 種子植物の花の子房が発達・変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房が主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。果皮の性...
かす‐げ【糟毛】
1 馬の毛色の名。灰色に少し白い毛がまじっているもの。「—なる馬に乗り」〈古活字本保元・中〉 2 白髪まじりの頭髪。「ひょこひょこと来るは撥鬢(ばちびん)—の親仁」〈浄・浪花鑑〉
カストリア【Kastoria/Καστορια】
ギリシャ北西部、マケドニア地方の町。オレスティアダ湖(カストリア湖)西岸の岬に位置する。古くから毛皮産業が盛ん。戦略上、交易上の要地として栄え、東ローマ帝国とブルガリア帝国の間で領有をめぐる争い...
かすみ【霞】
1 空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象。また、霧や煙が薄い帯のように見える現象。「—がたなびく」《季 春》「指南車を胡地に引去る—かな/蕪村」 2 (「翳...
かすみ‐ざくら【霞桜】
ヤマザクラの一種。山地に自生。葉や花柄に毛がある。4、5月ごろ、若葉と同時に、紅を帯びた白色の5弁花が咲く。けやまざくら。
かずら【鬘】
1 上代、つる草や草木の枝・花などで作った髪飾り。「菖蒲草(あやめぐさ)花橘(はなたちばな)を玉に貫(ぬ)き—にせむと」〈万・四二三〉 2 髪の毛を補うために添える毛髪。添え髪。かもじ。「わが御...