ごうがん‐ふそん【傲岸不遜】
[名・形動]いばり返って、人を見下し、へりくだる気持ちがないこと。また、そのさま。傲岸無礼。傲慢無礼。
ごう‐そう【豪爽】
[形動][文][ナリ]豪快で、気持ちよく感じられるさま。「—不屈」「性—にして、胆略あり」〈竜渓・経国美談〉
ごう‐とう【豪宕】
[名・形動]気持ちが大きく、細かいことにこだわらず、思うままに振る舞うこと。また、そのさま。豪放。「—な鼾(いびき)である」〈漱石・満韓ところどころ〉
御機嫌(ごきげん)よう
《「よう」は形容詞「よい」の連用形「よく」のウ音便》人と別れるときなどに、相手の健康を祈る気持ちをこめていうあいさつの言葉。
ご‐くろう【御苦労】
[名・形動] 1 他を敬って、その人の「苦労」をいう語。お骨折り。ごやっかい。「—をおかけします」 2 他人に仕事を依頼したときなどに、その苦労をねぎらっていう語。同輩以下の者に対して用いる。「...
ごしゅうしょう‐さま【御愁傷様】
[形動] 1 相手を気の毒に思うさま。身内を失った人に対するお悔やみの語。「このたびは—でございます」 2 1をもじって、気の毒に思う気持ちを、軽いからかいの意を含めていう語。「休日にも出勤とは—」
ごしょう‐ぎ【後生気】
[名・形動]後生の安楽を願う心。来世の安楽の種になるような功徳(くどく)をしたいと思う気持ち。後生心(ごころ)。また、その心持ちであるさま。「—を起こす」「—なところを頼んで、泊めてもらはしゃれ...
ご‐じん【御仁】
人を敬っていう語。おかた。現在では、ひやかしの気持ちを含んで用いることもある。「尊敬すべき—」「これは珍しい—が現れたな」
ご‐たくせん【御託宣】
1 「託宣」を敬っていう語。神のお告げ。ありがたい仰せ。「権現様の—」 2 人の下した判断や命令を、冷やかしの気持ちを込めていう語。「会長の—とあらば従わざるをえない」
ご‐ねん【御念】
相手の心くばりを敬った言い方。ご配慮。お心遣い。からかいの気持ちで使うこともある。「—には及びません」「—の入った話だ」