さる‐の‐いきぎも【猿の生き肝】
世界的に流布している説話の一。病気を治す妙薬といわれる猿の生き肝をとりに竜王から遣わされた海月(くらげ)が、猿をだまして連れ帰る途中で逃げられ、その罰として打たれて骨なしになったという話。
し‐い【思惟】
[名](スル) 1 考えること。思考。「—の方法」「心中—」「貧乏を根治するの策は、一に貧民の所得を増加するにあるがごとく—す」〈河上肇・貧乏物語〉 2 哲学で、感覚・知覚と異なる知的精神作用。...
しき‐な・ぶ【敷き並ぶ】
[動バ下二]広く統治する。一面に従える。「そらみつ大和の国はおしなべてわれこそ居れ—・べてわれこそいませ」〈万・一〉
し‐た・てる【仕立てる】
[動タ下一][文]した・つ[タ下二] 1 布地を裁って衣服に縫い上げる。「ドレスを—・てる」 2 教え込んで一人前にする。仕込む。養成する。「一人前の職人に—・てる」 3 そうでないものを、それ...
しゅ‐けん【主権】
1 国民および領土を統治する国家の権力。統治権。 2 国家が他国からの干渉を受けずに独自の意思決定を行う権利。国家主権。 3 国家の政治を最終的に決定する権利。「国民—」
しょうえん‐ほう【消炎法】
炎症を治す方法。全身的には消炎剤、局部的には罨法(あんぽう)などが用いられる。
しょう‐りん【照臨】
[名](スル)《太陽や月が下界を照らす意から》 1 神仏が人々を見守ること。照覧。「大神高天原に御して世界に—す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 君主が国土・人民を統治すること。君臨。 3 貴人...
しんこう‐ちりょう【信仰治療】
信仰の力によって病気を治すこと。神聖な水など特定の物がかかわる場合と、教祖など人間による治療の場合とがある。
しん‐じゅつ【鍼術/針術】
漢方医術の一。金属製の細い針を刺して病気を治す療法。はり。
じゅ‐やく【呪薬】
未開社会で、神秘的な力をもち、病気やけがなどを治すと信じられている物質。