とう‐は【濤波】
なみ。おおなみ。波濤(はとう)。
とき【鬨/時/鯨波】
1 合戦で、士気を鼓舞し、敵に対して戦闘の開始を告げるために発する叫び声。大将が「えいえい」と発声して全軍が「おう」と声を上げて和し、これを三度繰り返すのを通例とする。また、戦勝の喜びの表現とし...
とし‐なみ【年波】
《年齢が重なるのを波にたとえていう語》年を取ること。また、経て来た年数。「寄る—には勝てない」「目にみえぬ—が一年々々若さを奪って行くことにも」〈秋声・縮図〉
となみ【砺波】
富山県西部、砺波平野の中央部にある市。チューリップの球根を輸出。人口4.9万(2010)。
トンネル‐びきあつは【トンネル微気圧波】
トンネル内に鉄道車両などが高速で突入した際に発生する圧縮波。トンネルの出口付近で大きな衝撃音や突発的な振動が発生する。俗に「トンネルどん」ともいう。 [補説]新幹線は、車両先端の形状を工夫するこ...
ドブロイ‐は【ドブロイ波】
《de Broglie wave》⇒物質波
どよう‐なみ【土用波】
夏の土用のころ、海岸に打ち寄せる大波。はるか沖合にある台風の影響によるうねりがやって来たもの。《季 夏》「—はるかに高し見えて来て/万太郎」
ないぶ‐じゅうりょくは【内部重力波】
⇒内部波
ないぶ‐は【内部波】
密度が異なる流体の間に生じる、重力を復元力とする波。海面下の表層に塩分濃度が薄い海水がある場合などに生じ、船の推進エネルギーを吸収して速力が落ちる死水という現象が起こることが知られる。内部重力波。
なごり【余波】
《「なみのこり」の音変化》 1 波が打ち寄せたあと、渚のあちこちに残っている海水や海藻など。「難波潟(なにはがた)潮干の—よく見てむ家なる妹が待ち問はむため」〈万・九七六〉 2 強風の吹きやんだ...