さが‐ごりゅう【嵯峨御流】
生け花の流派の一。嵯峨流に荘厳華と呼ぶ儀式花を加えたもの。家元はなく、大覚寺門跡が総裁を務める。→嵯峨流
さが‐りゅう【嵯峨流】
1 築庭の一派。夢窓疎石が祖とされ、天竜寺の庭を範とする。 2 浄土宗の一派。西山派に属し、浄金剛院(じょうこんごういん)の開山、道観を祖とする。現在は途絶。 3 和様書道の流派の一。京都嵯峨の...
さぎ‐りゅう【鷺流】
狂言の流派の一。室町初期の路阿弥を流祖と伝え、江戸初期の10世鷺仁右衛門の代に家系・芸系を確立。観世座付きとして幕府に重用されたが、明治末年に廃絶。現在、新潟・山口などに地方芸能として名残をとどめる。
ささき‐りゅう【佐々木流】
馬術の一派。大坪流からの分派で、戦国時代の末、近江(おうみ)の観音寺城主、佐々木義賢(ささきよしかた)を祖とする。
さぶり‐りゅう【佐分利流】
槍術の一。江戸時代、佐分利猪之助重隆が始めたものという。
さんさい‐りゅう【三斎流】
茶道の流派の一。細川忠興を開祖として、江戸初期に成立。
さんじょう‐りゅう【三条流】
和様書道の流派の一。青蓮院(しょうれんいん)流の分派で、三条西実隆(さんじょうにしさねたか)を祖とする。
さんそう‐こうりゅう【三相交流】
周波数が等しく、位相が120度ずつずれている三つの交流を一組にした電流。電力輸送に便利で、誘導電動機の始動が容易なため広く用いられる。
さんぼういん‐りゅう【三宝院流】
真言宗醍醐派の一派。醍醐寺三宝院門跡初代勝覚を祖とする。東密根本十二流、小野六流、醍醐三流などの一。
さんみゃくいん‐りゅう【三藐院流】
⇒近衛流(このえりゅう)