あさり【漁り】
1 探し求めること。「資料—」 2 えさを探すこと。また、魚介類をとること。「—する海人の子供と人は言へど見るに知らえぬうま人の子と」〈万・八五三〉
あさ・る【漁る】
[動ラ五(四)] 1 動物がえさや獲物を探し求める。「野良猫がごみ箱を—・る」 2 魚介・海藻などを探し求める。漁をする。「小さな磯を—・っている此人をじっと眺めていた」〈独歩・忘れえぬ人々〉 ...
いさり【漁り】
《動詞「いさ(漁)る」の連用形から。古くは「いざり」》 1 魚や貝をとること。すなどり。りょう。「沖つ波辺波(へなみ)静けみ—すと藤江の浦に舟そ騒ける」〈万・九三九〉 2 「漁り火」の略。「ひさ...
いさり‐び【漁り火】
魚を誘い寄せるために夜間、漁船でたく火。ぎょか。
いさり‐ぶね【漁り船】
魚をとる船。漁船。漁舟(ぎょしゅう)。
いさ・る【漁る】
[動ラ四]《古くは「いざる」》魚や貝などをとる。漁(りょう)をする。「遠近(をちこち)に—・り釣りけり」〈万・四三六〇〉
ぎょ【漁】
[音]ギョ(漢) リョウ(レフ)(慣) [訓]すなどる あさる [学習漢字]4年 〈ギョ〉 1 魚をとる。「漁獲・漁業・漁港・漁船・漁村・漁夫/半農半漁」 2 あさる。「漁色」 〈リョウ〉魚...
ぎょ‐か【漁家】
漁業をして生計をたてている家。
ぎょ‐か【漁火】
夜間、魚を集めるために漁船でたくかがり火。いさりび。
ぎょ‐かく【漁獲】
[名](スル)水産物をとること。また、その水産物。「—高」「—制限」