らかん‐ざん【羅漢山】
山口県・広島県の県境にある山。山口県岩国市と広島県廿日市(はつかいち)市にまたがり、標高1109メートルの独立峰。山頂は平坦で、北に西中国山地を南に瀬戸内海を望むことができ、晴れた日には四国山地...
りっ‐ぴょう【立標】
航路標識の一。暗礁・浅瀬・露岩などの危険な場所に立てる警戒標識。
りゅうもん‐さんち【竜門山地】
奈良県中部、奈良盆地と吉野川流域の間に広がる山地。最高峰は竜門岳(標高904メートル)で、ほかに御破裂(ごはれつ)山(標高618メートル)・高取山(標高583メートル)などの山々がある。南は中央...
リュツォホルム‐わん【リュツォホルム湾】
《Lützow-Holm Bay》南極大陸のクイーンモードランドにある三角形の湾。東経37度30分付近を中心に、南緯70度まで南入する。東岸(宗谷海岸)の東オングル島に昭和基地があり、湾奥に白瀬...
れんじし【連獅子】
歌舞伎舞踊。長唄。河竹黙阿弥作詞。能「石橋(しゃっきょう)」の小書(こがき)にある白頭と赤頭の親子の獅子の舞を歌舞伎に移したもの。2世杵屋勝三郎作曲の通称「馬場連」と3世杵屋正次郎作曲の通称「瀬...
ろうじんりょく【老人力】
美術家・小説家の赤瀬川原平による随筆集。雑誌「ちくま」で平成9年(1997)から連載を開始したエッセー「老人力のあけぼの」をまとめ、平成10年(1998)に刊行。ベストセラーとなり、第53回毎日...
ろこう‐ちゃ【路考茶】
染め色の名。暗い黄みを帯びた茶色。江戸中期、歌舞伎俳優2世瀬川菊之丞(俳名路考)が好んだところから流行したという。
ろせ‐うるし【蝋瀬漆】
水分を蒸発させた瀬〆(せしめ)漆に蝋色(ろいろ)漆をまぜたもの。研ぎ出し蒔絵(まきえ)用。
わいた
東北方から急に吹く暴風。漁師の間で恐れられる。伊豆より西の太平洋岸、瀬戸内・山陰などで言われるが、方位は地方によって少しずつ異なる。
わかさひこ‐じんじゃ【若狭彦神社】
福井県小浜市にある神社。祭神は上宮に彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、下宮(若狭姫神社)に豊玉姫命。奈良東大寺二月堂の若狭井へ通じているという鵜(う)の瀬で、送り水神事が行われる。上下宮。若...