さくらい【桜井】
奈良県中北部の市。市場町・宿場町として発展。木材の集散地。三輪(みわ)そうめんの産地。山田寺跡・談山神社など、史跡が多く、大神(おおみわ)神社もある。人口6.0万(2010)。 大阪府北東端...
さ・ける【避ける】
[動カ下一][文]さ・く[カ下二] 1 それとかかわることで不都合や不利益が生じると予測される人や事物から離れるようにする。また、そのような人や事物に近づかないようにする。「あの人は—・けたほう...
さむらいにっぽん【侍ニッポン】
郡司次郎正(じろうまさ)の小説。大老井伊直弼の落胤(らくいん)が、桜田門外の変で実父を斬るまでを描く。 伊藤大輔監督・脚本による映画の題名。昭和6年(1931)公開。出演、大河内伝次郎、梅村...
さらしなにっき【更級日記】
平安中期の日記。1巻。菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)作。康平3年(1060)ころの成立。作者13歳の寛仁4年(1020)、父の任国上総(かずさ)から帰京する旅に始まり、51歳で夫の橘俊...
さる‐むこいり【猿婿入り】
異類婚姻譚の一。日照りで田の水がかれたとき、水を引いてくれた猿に、父親が娘を嫁にやるが、里帰りのときに猿は川に落ちて流されてしまう。
さん‐え【産穢】
出産の際、生まれた子の父母が受けるというけがれ。江戸時代には、父は7日間、母は35日間とされた。
さんがいのいえ【三界の家】
林京子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和59年(1984)の第11回川端康成文学賞を受賞。同年刊行の小説集は、ほかに「父のいる谷」「釈明」などの作品を収める。
さん‐く【産駒】
競馬用語で、(ある父馬または母馬から)生まれた馬のこと。
さん‐こう【三綱】
儒教で、君臣・父子・夫婦の踏み行うべき道。「—五常」
さん‐こう【三行】
三つのよい行い。子が親になすべき、孝養・葬礼・祭事。また、人が重んずべき三つの行い、すなわち、父母に孝行を尽くすこと、賢良な人を友とすること、師や目上に従順であること。