もの‐おもい【物思い】
あれこれと考えること。また、思いわずらうこと。「—に沈む」「—にふける」
もの‐おも・う【物思う】
[動ワ五(ハ四)]物思いにふける。あれこれと思いわずらう。「—・う年ごろになる」
もの‐おもわし・い【物思わしい】
[形][文]ものおもは・し[シク]物思いをするようすである。気がかりがあってふさぎこんでいる。「—・い顔つき」 [派生]ものおもわしげ[形動]ものおもわしさ[名]
もの‐かき【物書(き)】
1 文章を書くこと。また、それを職業とする人。 2 文書・記録を書く役。書き役。書記。「南部に便宜の—して居たりける程に」〈盛衰記・二九〉
もの‐かげ【物影】
物の姿。物の形。また、何かの姿。「視界の隅で—が動いた」
もの‐かげ【物陰】
物に隠れて見えない所。物の陰になっている部分。「—に身をひそめる」
もの‐かず【物数】
1 品物の数。品数。また、数の多いこと。 2 特に数えたてるに値すること。物の数。「—にも入らない」 3 言葉数。口数。「—にしていふにはあらねど」〈読・八犬伝・四〉
もの‐がくし【物隠し】
《「ものかくし」とも》物事をつつみ隠すこと。「御—、なほあらじの御言葉などは」〈宇津保・楼上上〉
もの‐がしら【物頭】
1 頭だつ役。長。かしら。「お家の掟(おきて)を知らずんば、なぜ—には伺はぬ」〈浄・反魂香〉 2 「武頭(ぶがしら)」に同じ。「よき—をまことに幾人も申しつけ」〈甲陽軍鑑・三七〉 3 能楽で、頭...
もの‐がた・い【物堅い】
[形][文]ものがた・し[ク]物事に慎み深く律義である。実直で義理堅い。「—・い人」 [派生]ものがたさ[名]