いちねん‐ごひゃくしょう【一念五百生】
仏語。ただ一度妄想を心に抱いただけで、五百回も生死を重ねる輪廻(りんね)の報いを受けること。
いちねん‐せい【一年生】
1 入学初年度の児童・生徒。「小学—」 2 その社会に入って、まだ1年たたない人。また、技芸などを始めて日が浅いことをたとえていう。「油絵はまだ—です」「—議員」 3 「一年生植物」の略。
いちねん‐ふしょう【一念不生】
仏語。心中に一つの妄念さえ起こらない境界(きょうがい)。
いちれん‐たくしょう【一蓮托生】
1 仏語。死後、極楽の同じ蓮華の上に生まれること。 2 結果はどうなろうと、行動や運命をともにすること。「死ぬも生きるも全員—だ」
いっさい‐しゅじょう【一切衆生】
仏語。この世に生を受けたすべての生き物。特に人間をいう。生きとし生けるもの。一切有情。
いっさつ‐たしょう【一殺多生】
⇒いっせつたしょう(一殺多生)
いっせつ‐たしょう【一殺多生】
多くの人を生かすために、害をなす一人を殺すこと。いっさつたしょう。
いっし‐しちしょう【一死七生】
一度死んで七たび生まれ変わること。何度も生まれ変わること。
いっ‐しょう【一生】
1 生まれてから死ぬまでの間。終生(しゅうせい)。生涯。「幸せな—を送る」「事業に—を捧げる」「—を棒にふる」「—忘れられない出来事」 2 やっと生き延びること。一命。「九死に—を得る」 3 (...
いっぷく‐いっしょう【一腹一生】
同じ父母から生まれた兄弟姉妹。一腹一種。「—にてこそましまさね、兄弟なることは眼前なり」〈曽我・一〉