たま‐ご【卵】
1 鳥・虫・魚などの雌から産み出される、殻や膜に包まれた球形のもの。孵化(ふか)すると子になる。卵(らん)。「—を産む」「—がかえる」 2 (「玉子」とも書く)鶏の卵。鶏卵。 3 まだ一人前にな...
ちくしょう‐ばら【畜生腹】
《犬・猫などの動物が、1回に2匹以上の子を産むところから》 1 女性が1回に二人以上の子供を産むことをののしっていった語。 2 双生児や三つ子などをいった語。また、男と女の双生児。前世で心中した...
つきのわ‐ぐま【月輪熊】
クマ科の哺乳類。体毛は黒く、胸の上部に三日月形の白斑がある。ヒマラヤ地方から中国・朝鮮半島・日本にかけて分布。ニホンツキノワグマはこの一亜種で、本州・四国の山地にすみ、樹洞や岩穴で冬ごもりをし、...
とうきょう‐さんしょううお【東京山椒魚】
サンショウウオ科の両生類。体長8〜13センチ、背面が暗褐色。福島県東部から平野部を除く関東地方に分布。1月中旬から3月ごろ、止水中に半月形の卵嚢(らんのう)を二つ産む。
とのさま‐がえる【殿様蛙】
アカガエル科のカエル。体長5〜9センチ。背面は緑色ないし褐色で黒色斑紋があり、背の中央を黄色の線が走る。腹面は白または淡黄色。5〜8月に水田や池に寒天質の大きな卵塊を産む。金線蛙(きんせんがえる)。
なし【生し】
《動詞「な(生)す」の連用形から》産むこと。「父母が—のまにまに箸(はし)向かふ弟(おと)の命は」〈万・一八〇四〉
な・す【生す】
[動サ五(四)]産む。出産する。「子まで—・した仲」
におう‐らん【二黄卵】
一つの殻の中に、卵黄が二つ入っている鶏卵。卵を産み始めたばかりの鶏が産むことが多い。
にわし‐どり【庭師鳥】
スズメ目ニワシドリ科の鳥の総称。全長約30センチ。オーストラリア・ニューギニアの密林などにすむ。卵を産む巣とは別に、雄が枝などで小屋のような巣を作り、果実・花などを飾って周囲を美しく手入れする。...
は‐ばち【葉蜂】
膜翅(まくし)目ハバチ科および近縁の科の昆虫の総称。体は多くが黒色で胸部と腹部との間がくびれず、毒針はない。産卵管はのこぎり状をし、植物の茎や葉に傷をつけて卵を産む。カブラバチなど。のこぎりばち。