へい‐こう【兵甲】
1 武器と甲冑(かっちゅう)。いくさの道具。兵器。 2 兵士。また、戦力。 3 戦争。
べっ‐こう【鼈甲】
1 海ガメの一種タイマイの甲を加工して作った装飾品の材料。半透明で、黒と黄のまだらの模様がある。櫛(くし)・ブローチなどの細工物に用いる。江戸時代、タイマイの甲の使用が禁止されたことから、名をス...
ほん‐こう【本甲】
本物の鼈甲(べっこう)。
まっ‐こう【真っ向】
《「まっかく(抹額)」の音変化で「真っ向」は当て字か》 1 ま正面。「—から打ちかかる」 2 額のまん中。「刀を—に振りかざす」 3 (「真っ甲」とも書く)兜(かぶと)の鉢の正面。「甲(かぶと)...
みつ‐きっこう【三つ亀甲】
文様・紋所の名。亀甲を三つ組み合わせたもの。三盛(みつもり)亀甲。
みの‐こう【箕甲】
切妻(きりづま)屋根や入母屋(いりもや)屋根で、破風ぎわの曲面をなす部分。
めり‐かり【乙甲/減上】
《邦楽で、基本の音より音高が下がったものを「めり」、上がったものを「かり」というところから》 1 音の高低。抑揚。 2 音声に抑揚をつけること。めりはり。
めん‐こう【綿甲】
唐様式を模倣した奈良末期の鎧(よろい)の一。布帛(ふはく)で表裏を作り、中に金属片・真綿(まわた)を入れて石矢を防ぐようにしたもの。綿甲冑。
よろい【鎧/甲】
《動詞「よろ(鎧)う」の連用形から》 1 着用して身体を被護する武具。被護部分により、頸甲(くびよろい)・肩甲・胸甲・膝甲(ひざよろい)などという。 2 胴から大腿部(だいたいぶ)にかけて被護す...