あり‐たけ【有り丈】
《「ありだけ」とも》 [名]「ありったけ」に同じ。「—の懐中物を帯の間から取出して見ると」〈有島・或る女〉 [副]「ありったけ」に同じ。「白い髯を—生やしているから年寄と云う事だけは別(...
あり‐たけ【蟻茸】
1 担子菌類のキノコ。ブラジルの森林内に自生。傘は白色で黒紫色の鱗片(りんぺん)がある。ハキリアリが巣で培養して食料にするといわれる。 2 子嚢菌(しのうきん)類のキノコ。アリに寄生して、その死...
ありた‐そう【有田草】
1 ヒユ科の一年草。高さ約70センチ。多数の枝に分かれ、葉は長楕円形で両端がとがる。夏から秋に緑色の小花を穂状につける。独特のにおいがあり、茎や葉は駆虫薬の原料。メキシコの原産。ルーダ草。 2 ...
アリッサム【alyssum】
アブラナ科の一年草または多年草。高さ約15センチ。全体に白みがかる。葉は線形。夏、白い4弁花を多数つける。ヨーロッパやアジア西部の原産。香りがあり、観賞用。にわなずな。
あり‐どおし【蟻通/虎刺】
アカネ科の常緑小低木。山地の樹陰に生え、高さ30〜60センチ。細い枝が変化した1〜2センチの針が多数ある。初夏、白い漏斗(ろうと)状の花をつける。実は丸く、赤く熟す。 [補説]曲名別項。→蟻通
ありゅうさん‐ナトリウム【亜硫酸ナトリウム】
亜硫酸水素ナトリウムの水溶液に、炭酸ナトリウムを加えて蒸発させると得られる無色の結晶。強い還元剤。写真現像薬や染料製造・漂白剤などに使用。化学式Na2SO3 亜硫酸ソーダ。
あるおんなのグリンプス【或る女のグリンプス】
有島武郎の長編小説。明治44年から大正2年(1911〜1913)にかけて、雑誌「白樺」に連載。後に改稿され、長編「或る女」(大正8年(1919)刊)の前編となる。
アルカリきんぞく‐げんそ【アルカリ金属元素】
周期表1(ⅠA)族のリチウム・ナトリウム・カリウム・ルビジウム・セシウム・フランシウムの6元素の総称。元素中で最も電気陽性が強く、単体はすべて軟らかい銀白色の金属。アルカリ金属。
アルカリどるいきんぞく‐げんそ【アルカリ土類金属元素】
周期表2(ⅡA)族のベリリウム・マグネシウム・カルシウム・ストロンチウム・バリウム・ラジウムの6元素の総称。単体はいずれも灰白色の金属。アルカリ土類金属。
アルコス‐デ‐ラ‐フロンテラ【Arcos de la Frontera】
スペイン南西部、アンダルシア州の都市ヘレスの近郊の村。グアダレーテ川に沿う。岩山の上に白壁の家々が並ぶアンダルシア独特の村落景観で知られる。