はな‐かいらぎ【花鰄/花梅花皮】
刀剣の装飾に用いる鮫皮の地粒の中に、白色で大粒の梅花形の突起がまじっているもの。→鰄(かいらぎ)
はものかわ【鱧の皮】
上司小剣の短編小説。大正3年(1914)、「ホトトギス」誌に発表。大阪道頓堀にある鰻屋の女将(おかみ)のとある一日を描き、高い評価を得た。
はら‐の‐かわ【腹の皮】
1 腹部の皮。 2 《「腹の皮を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。「行儀作法は、狗(ゑのころ)を屋根へ上げたやうで、さりとはさりとは—」〈浄・忠臣蔵〉
ばけ‐の‐かわ【化けの皮】
真相や正体などを包み隠している、いつわりの外見。「—がはがれる」
ばち‐かわ【撥皮/撥革】
三味線や琵琶の、撥の当たる部分に重ねて貼(は)った小さい半円形の皮。
ひ【皮】
[音]ヒ(漢) [訓]かわ [学習漢字]3年 〈ヒ〉 1 動植物の体表をおおう組織。かわ。「皮下・皮革・皮脂・皮癬(ひぜん)・皮肉・皮膚/果皮・外皮・牛皮・桂皮(けいひ)・原皮・樹皮・獣皮・植...
ひと‐かわ【一皮】
1 1枚の皮。皮1枚。 2 本質・素質を覆い包むもの。物事のうわべの姿など。「—むけば、金の亡者だ」
ひめ‐かわ【姫皮】
タケノコの先端あたりの柔らかい皮。
ひょう‐ひ【表皮】
1 高等植物の表面を覆う1層または多層の細胞からなる組織。表皮組織。 2 動物の皮膚の最表層の組織。真皮の外側にあり、人間では表面から角質層・淡明(透明)層・顆粒(かりゅう)層・有棘(ゆうきょく...
ひ‐はだ【檜皮】
⇒ひわだ(檜皮)