ひら‐ざら【平皿】
浅くて底の平たい皿。 [補説]本膳料理に用いるものは、平椀(ひらわん)ともいい、煮物などを盛る。
ひら‐もり【平盛(り)】
椀(わん)などに飯や菜を、ふちと同じ高さに盛ること。
ひら‐やなぐい【平胡簶】
行幸その他の儀式のとき、近衛の武官・随身などが帯びる平たくつくった胡簶。矢を扇子形に盛る。
ふち‐だか【縁高】
《「縁高折敷(おしき)」の略》縁を高く作った折敷。角形の盆で、菓子などを盛る。
ふな‐もり【舟盛(り)】
1 本膳料理の古式の盛り方。伊勢えびの尾を高くして膳に盛るもの。 2 鯛(たい)などで、身を下ろし、残る頭・中骨・尾を船に見立て、これに身を盛りつけた料理。祝儀・慶事用。
ふね【船/舟】
[名] 1 人や荷物をのせて水上を進む交通機関。ふつう、推進力に動力を用いる大型のものは「船」、手でこぐ小型のものは「舟」と書く。 2 (「槽」とも書く)水・酒などの液体を入れる箱形の容器。湯...
フーカデン
《(フランス)fricandeauから》 1 牛のひき肉にパン・玉ねぎ・卵などを混ぜ、かまぼこ形にして天火で焼いた料理。フリカンドー。 2 ひき肉の中にゆで卵を包み込み、天火で焼いた料理。卵の切...
ぶっ‐き【仏器】
仏事に用いる道具。仏にささげる供物を盛る器具。
ほ‐むら【炎/焔】
《「火(ほ)群(むら)」の意》 1 ほのお。火炎。「燃え盛る—」 2 ねたみ・怒りなどの激しい感情や欲望で燃えたつ心をたとえていう語。「劣情の—」「瞋恚(しんい)の—」
み‐か【甕】
《「み」は接頭語あるいは水の意か。「か」は飲食物を盛る器の意》昔、主に酒を醸造するのに用いた大きなかめ。もたい。「—越しに我が手な取りそ」〈神楽・明星〉