シーケンス‐ず【シーケンス図】
《sequence diagram》コンピューターシステムの処理の流れを記述した図。ソフトウエアなどの開発の際に、システムを構成する要素間の相互作用を時系列で示すことで、概要や仕様を簡潔に表現す...
じ‐き【磁気】
磁力の根源と考えられるもの。一般には磁石どうし、または磁石と電流との相互作用に関する現象。また、磁極に蓄えられている物理量。
じきけん
昭和53年(1978)9月に打ち上げられた科学衛星EXOS-B(エクソスビー)の愛称。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA(ジャクサ))が開発。名称は地球の「磁気圏」に由来する...
じゅん‐りゅうし【準粒子】
相互作用をもつ多粒子の集団的な運動形態の中で、振動や波動が量子化され、あたかも一粒子のように振る舞うもの。エネルギーは離散的な値をとり、フォノン、マグノン、プラズモンなどが知られる。
ジーゼットケー‐こうか【GZK効果】
《Greisen-Zatsepin-Kuzmin effect》極高エネルギー宇宙線が宇宙背景放射の光子と相互作用を起こし、エネルギーを急激に失う現象。特殊相対性理論によれば、その上限は10の2...
すい‐わ【水和】
水溶液中の分子またはイオンあるいは分散したコロイド粒子などが、溶媒の水分子と相互作用して集団をつくる現象。水分子との相互作用が強いために化合物を生成するときは、かつて水和(すいか)、あるいは水化...
すいわ‐すい【水和水】
水溶液中や結晶中で、分子またはイオンと強い相互作用で結び付いた水分子の総称。
ステライル‐ニュートリノ【sterile neutrino】
すでに確認されている3種類のニュートリノ以外に、その存在が示唆されるニュートリノ。弱い相互作用を起こさず、実験による直接的な検出が不可能とされる。通常のニュートリノがニュートリノ振動などによって...
ストレンジ‐クオーク【strange quark】
第2世代に属するクオークで、電荷が−1/3のもの。記号はs。6種類あるクオークの中で3番目に軽い。ストレンジネスという素粒子間の相互作用を特徴づける量子数を担う。1964年、M=ゲルマンとG=ツ...
ストレンジネス【strangeness】
《奇妙なことの意》素粒子間の相互作用を特徴づける量子数の一。強い相互作用や電磁相互作用がある場合に保存される。