やいの‐やいの
[副]何回も、また、諸方からせきたてるさま。「—(と)催促する」 [連語]感情を込めて激しく相手に迫るときに用いる語。「合点か—」〈浄・五人兄弟〉
やがら‐なげ【矢柄投げ】
古相撲の手の一。上手(うわて)で相手をつり上げて大きく振り回し、宙に浮いたところを左右得意の方へ投げ飛ばす。
やがる
[助動][やがら|やがり・やがっ|やがる|やがる|やがれ|やがれ]《補助動詞「上がる」から》動詞の連用形、助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」の連用形に付く。軽蔑や憎しみなどの気持ちを込め...
やぐら‐なげ【櫓投げ】
相撲の手の一。四つに組んだ体勢からさらに踏み込み、相手の内股(うちまた)を自分の片股(かたもも)にのせてはね上げ、つりぎみに振り回して投げる。上手をひいた側の足で投げるのが上手櫓。差し手の側の足...
やしゃます
[助動][やしゃませ|やしゃまし|やしゃます|やしゃます|○|やしゃませ]《尊敬の助動詞「やしゃる」に丁寧の助動詞「ます」の付いた「やしゃります」の音変化。近世上方語》語幹と活用語尾との区別のな...
野次(やじ)を飛(と)ば・す
やじる。「相手チームに—・す」
やす
[助動][やせ|やし|やす|(やす)|(やせ)|やせ(やし)]《近世語》動詞の連用形、断定の助動詞「だ」の連用形「で」に付く。 1 動作者への軽い敬意を表す。…なさる。「これでもあがりやし」〈洒...
やば‐おんな【矢場女】
矢場2で、客の相手をする女。矢取り女。
やぶ・る【破る】
[動ラ五(四)] 1 引き裂いたり、傷をつけたり、穴をあけたりして、もとの形をこわす。「障子を—・る」「書類を—・る」 2 相手の守りなどを突き抜ける。突破する。「警戒網を—・る」「左中間を—...
やま‐あらし【山嵐】
1 山から吹いてくる嵐。やまおろし。 2 柔道の手技の一。相手の同じ側の襟と袖を握って釣り込み、前隅に浮かして崩しながら、出足のくるぶし上部にあてた足で払い上げて倒す。