しんぜい‐は【真盛派】
天台宗の一派。真盛を開祖とし、西教(さいきょう)寺を本山とする。念仏と戒の双修一致を説く。
しん‐ぜん‐び【真善美】
認識上の真と、倫理上の善と、審美上の美。人間の理想としての普遍妥当な価値をいう。
しん‐そう【真槍】
本物のやり。実戦用のやり。
しん‐そう【真相】
ある物事の真実のすがた。特に、事件などの、本当の事情・内容。「—を究明する」
しん‐そう【真草】
真書(楷書)と草書。
しん‐そこ【心底/真底】
[名] 1 心の奥底。心根(こころね)。しんてい。「—から感服する」 2 (真底)物事のいちばんの奥底。いちばん深いところ。「その道で苦労して来た人のように—まで解る筈はない」〈里見弴・多情仏...
しん‐そつ【真率】
[名・形動]まじめで飾りけがないこと。また、そのさま。「—な態度」「好意と—の気に充ちた主人」〈漱石・門〉 [派生]しんそつさ[名]
しん‐ぞ【神ぞ/真ぞ】
[副]《「神ぞ照覧あれ」の略》自誓の語。神かけて。本当に。「—思ひを尽せども」〈浄・歌念仏〉
しん‐ぞう【真像】
1 実際の姿。「影を捕えて物の—を写す可し」〈福沢・文明論之概略〉 2 本当の姿。真実。「一斑の皮相のみを写して其の—を写すを得ず」〈逍遥・小説神髄〉
しん‐ぞく【真俗】
1 仏語。仏の絶対平等の真理と、世間一般の差別的な真理。 2 仏の教えと世俗の教え。出世間(しゅっせけん)と世間。「—につけて、必ず果たし遂げんと思はん事は」〈徒然・一五五〉 3 出家と在家。僧...