ウォラストナイト【wollastonite】
珪灰石(けいかいせき)の英語名。英国の化学者・物理学者ウォラストンにちなむ。
ウォラストン‐プリズム【Wollaston prism】
複屈折を利用した偏光プリズム。二つの方解石や水晶を結晶軸が直交するように貼り合わせたもの。入射光をある開き角を成す直交する二つの偏光に分離できる。紫外線領域まで使用可能で、各種分析器や偏光子とし...
う‐かつ【迂闊】
[名・形動] 1 うっかりしていて心の行き届かないこと。また、そのさま。「そんな大事なことを見落とすとは—だった」「—にも口を滑らす」 2 回り遠くて実情にそぐわないこと。実際の役に立たないこと...
うか・べる【浮(か)べる/泛かべる】
[動バ下一][文]うか・ぶ[バ下二] 1 浮かぶようにする。浮かばせる。「船を水に—・べる」⇔沈める。 2 外面に表す。表面に表し出す。「喜色を満面に—・べる」「涙を—・べる」 3 思い起こす。...
うかれ‐びと【浮(か)れ人】
1 美しいものや異性などに心をひかれて、浮かれ歩く人。「—を花に送る京の汽車は」〈漱石・虞美人草〉 2 古代、本籍地を離れ、他郷に流浪する者。浮浪人。「汝は—なり。なんぞ調(つき)を輸(いだ)さ...
うが・つ【穿つ】
[動タ五(四)]《上代は「うかつ」》 1 穴をあける。掘る。また、突き通す。貫く。「雨垂れが石を—・つ」「トンネルを—・つ」 2 押し分けて進む。通り抜けて行く。「石は灌木の間を—・って崖の下へ...
うき‐いし【浮(き)石】
1 軽石(かるいし)。 2 河床にある石で、一部が河底から離れ、下を水が流れているもの。 3 くずれやすく不安定な状態に積み重なっている石や岩。 4 囲碁で、根拠がなく孤立していて、相手にねらわ...
うき‐た・つ【浮(き)立つ】
[動タ五(四)] 1 心楽しく、うきうきして落ち着かない状態になる。「旅行を前にして心が—・つ」 2 気持ちがうわずる。そわそわする。「反撃を受けてチームが—・つ」 3 周りのものから区別されて...
うきよ‐こうじ【浮世小路】
裏長屋など、浮世の縮図のような小路。また、世間、世の中の意にもたとえていう。→浮世小路(うきよしょうじ)「—の何軒目に狭苦しく暮らした時とは」〈漱石・草枕〉
うきよ‐ござ【浮世茣蓙】
石畳のような模様を織り出したござ。夏、敷き布団の上敷きに用いた。近世前期に流行。