はく‐じ【白磁/白瓷】
白色の素地(きじ)に透明な釉(うわぐすり)を施した磁器。中国六朝(りくちょう)時代に起こり、日本では江戸初期の有田焼に始まる。また、その色。
はこ‐がき【箱書(き)】
[名](スル) 1 書画・陶磁器などを入れた箱に、作者が題名などを記し、署名・押印すること。また、そのもの。鑑定家が価値を保証した署名などにもいう。 2 シナリオを作成する際、あらかじめ各シーン...
はさみ‐やき【波佐見焼】
長崎県波佐見町から産する陶磁器。丈夫な日用品が多い。慶長3年(1598)、藩主大村氏が朝鮮から伴った陶工に始まる。
バハーワルプル【Bahawalpur】
パキスタン東部、バンジャブ州の都市。サトレジ川沿いに位置する。古くから交易の要地であり、英国統治時代より独立後の1954年まで、同名の藩王国の都が置かれた。市街南西郊に藩王の豪奢な宮殿が残る。小...
バレンシア【Valencia】
スペイン中東部、地中海に面する商業都市。同名の自治州の州都。米・ブドウ・オレンジなどの集散地。絹織物や陶磁器工業も盛ん。歴史的建造物や遺跡が多い。人口、行政区81万(2008)。 ベネズエラ...
ばんれき‐あかえ【万暦赤絵】
万暦窯で焼かれた五彩(赤絵)磁器。「大明万暦年製」の銘がある。
ばんれき‐よう【万暦窯】
万暦年間、江西省景徳鎮の官窯。また、そこで焼かれた磁器。
パイロセラム【Pyroceram】
加熱などの特殊処理によって結晶化させたガラスのセラミックス。化学上はデビトロセラム(devitroceram)といい、外観は磁器に似て、膨張率が小さく、温度の急変に耐え、強度が高い。なべなどの家...
ひび‐やき【罅焼(き)】
陶磁器で、釉(うわぐすり)に細かいひびの出るように焼くこと。また、その陶磁器。
ひらど‐やき【平戸焼】
長崎県佐世保市三川内(みかわち)から産する磁器。慶長3年(1598)藩主松浦氏に従って朝鮮から渡来した巨関が始めた中野焼が起源。白磁の染め付け・色絵などで有名。三川内焼。