よう‐ぎょう【窯業】
粘土などの鉱物質原料を窯(かま)や炉で高熱処理をして、陶磁器・瓦(かわら)やガラス・セメント・耐火物などを製造する工業。
よう‐へん【窯変】
[名](スル)陶磁器を焼く際、炎の性質や釉(うわぐすり)の含有物質などが原因で予期しない釉色(ゆうしょく)・釉相を呈すること。また、その陶磁器。変化を求めて作為的にも行われる。火変わり。
リチャード‐ジノリ【Richard Ginori】
イタリアの陶磁器会社。トスカーナ大公国のジノリ侯爵家が1735年にフィレンツェ郊外のドッチァに創設した磁器窯と、ミラノのリチャード社が1986年に合併して発足。白を基調とした繊細優美な食器類で有...
リモージュ【Limoges】
フランス中西部の都市。18世紀以来、陶磁器の産地として知られ、機械・製靴・繊維工業なども行われる。
りゅうさん‐ストロンチウム【硫酸ストロンチウム】
ストロンチウムの硫酸塩。透明で無色または淡青色の結晶。斜方晶系。水にきわめて溶けにくい。天然には天青石として産出。花火・ガラス・陶磁器などに用いられる。化学式SrSO4
りょく‐ゆう【緑釉】
陶磁器の釉(うわぐすり)の一。鉛釉(えんゆう)の一種で発色剤の銅の酸化により、鮮やかな緑色を呈する。西洋・東洋で紀元前後から使用される。
レッド‐ウイング【Red Wing】
米国ミネソタ州南東部の町。ミシシッピ川沿いに位置する。名称は、先住民ダコタ族の長の名に由来する。小麦などの農産物の集散地。革靴、陶磁器の製造で知られる。
ロイヤル‐コペンハーゲン【Royal Copenhagen】
デンマークの陶磁器会社。1775年創立。当初はデンマーク王室に製品を納入する唯一の会社であった。食器類のほか、人形などの置物類も販売している。
ろく‐ろ【轆轤】
1 円形の陶磁器を成形するときに用いる台。上部の円盤に陶土をのせて、回転させながら種々の形を作り出す。轆轤台。 2 「轆轤鉋(ろくろがんな)」の略。 3 重い物の上げ下ろしに用いる滑車。 4 車...
われ‐もの【割れ物/破れ物】
1 割れた物。「—を捨てる」 2 陶磁器・ガラス製品など、割れやすい物。「—注意」