こうでん‐がえし【香典返し】
香典を受けた返礼として品物を贈ること。また、その品物。
こう‐はい【向拝】
社殿や仏堂で、屋根を正面の階段上に張り出した部分。参拝者の礼拝する所。階隠(はしがく)し。御拝(ごはい)。
こうろぜん‐の‐ごほう【黄櫨染御袍】
袍(ほう)のうち黄櫨染(こうろぜん)のもの。弘仁11年(820)に天皇の御服と定められ、明治以降は即位の礼の際にも身につけられる。
こぎ‐た・む【漕ぎ回む】
[動マ上二]舟を漕いでまわる。「いづくにか舟泊(は)てすらむ安礼(あれ)の崎—・み行きし棚なし小舟」〈万・五八〉
こくさく‐の‐きよう【告朔の餼羊】
《魯(ろ)の国で、告朔の意義が廃れて羊を供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという「論語...
こくじ‐こうい【国事行為】
日本国憲法の定めるところにより、天皇が内閣の助言と承認によって行う国事に関する形式的・儀礼的な行為。法律などの公布、国会の召集、衆議院の解散、国務大臣の任免の認証、栄典の授与など。→公的行為 →...
こくりつ‐こうえん【国立公園】
その国の代表的な景勝地で、国が設定し、保護・管理する公園。日本では、国を代表するに足りる傑出した自然の風景地を環境大臣が指定する。→国定公園 →国営公園 [補説]国立公園の一覧(全35か所、令和...
こくりょう‐し【告陵使】
国家的な大礼・事変などに際し、山陵に奉告・奉幣する勅使。山陵使。こうりょうし。
こころ‐ぐみ【心組(み)】
かねてからの心の用意。心積もり。心構え。「君達がお礼をする—があるなら一人前五六百円」〈魯庵・社会百面相〉
心(こころ)ここに有(あ)らず
《「礼記」大学から》心が他のことにとらわれて、当面のことに心を集中できない。「—といった体(てい)で落ち着かない」