アイティア【(ギリシャ)Aitia】
紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスの著作。各地の祭礼や習俗の由来を歌った詩集で、断片が残存。別邦題「縁起詩集」。
あおずり‐の‐きぬ【青摺りの衣】
1 物忌みのしるしとして、白地に山藍(やまあい)の葉などで模様を青く型摺りにした衣。 2 祭礼などに東(あずま)遊びの舞を奉仕する舞人の着用する装束。
あき‐まつり【秋祭(り)】
秋に行われる神社の祭礼。秋の収穫を神に供えて感謝する祭り。《季 秋》
あずま‐あそび【東遊び】
古く東国地方で、風俗歌に合わせて行われた民俗舞踊。平安時代から、宮廷・貴族・神社の間で神事舞の一つとして演じられた。歌方(うたいかた)は笏拍子(しゃくびょうし)を持ち、笛・篳篥(ひちりき)・和琴...
あら‐ごも【粗薦/荒薦】
粗く編んだこもむしろ。祭礼神事にも使う。
いが・める【歪める】
[動マ下一][文]いが・む[マ下二]《「ゆがめる」の音変化》 1 いびつにする。ねじ曲げる。「事実を—・める」「腮(おとがひ)—・めてくれん」〈浄・祇園祭礼〉 2 ひどい目にあわせる。いじめる。...
いし‐がっせん【石合戦】
二手に分かれ、石を投げ合って戦うこと。祭礼・年中行事や子供の遊びとして行われた。石打ち。→印地(いんじ)
いち‐の‐とり【一の酉】
11月の最初の酉の日。また、その日に開かれる鷲(おおとり)神社の祭礼。酉の市。初酉(はつとり)。《季 冬》「灯の渦をぬければ星夜—/白葉女」→酉の市 [補説]書名別項。→一の酉
いなり‐こう【稲荷講】
1 稲荷を信仰する人たちが祭礼や参詣のために組織する団体。《季 春》 2 江戸市中の稲荷小社の祭りに、子供が数人で狐を描いた絵馬板を持ち、家ごとに銭を請い歩いた風習。
いなり‐まつり【稲荷祭(り)】
1 京都の伏見稲荷大社の祭礼。4月第2の午(うま)の日(古くは陰暦3月、中(なか)の午の日)の神幸祭(稲荷のお出(いで))、5月初卯(はつう)の日(古くは陰暦4月、上の卯の日)の還幸祭(稲荷のお...