いちば‐せん【市場銭】
中世、荘園領主・地頭などが荘園内の市場に課した税金。江戸時代には、市場運上を徴収した。
いん‐し【印紙】
1 手数料・税金などを納めたことの証明として書類などにはる法定の紙片。収入印紙など。 2 郵便切手の俗称。
うとく‐せん【有徳銭】
室町時代、幕府・大名・寺院などが諸費用を調達するために、領内の富裕な人々に課した臨時の税金。徳銭。
エフ‐オー‐シー【FOC】
《flag of convenience》便宜国旗。税金その他の点で便宜を与えてくれる国で船籍登録した船舶が掲げる登録国の国旗。また、そのような外国に登録された船舶。
えん‐か【塩課】
中国で、専売の塩に課した税金。塩は前漢から官の専売であり、国家の有力な財源となっていた。→塩法
おおきな‐せいふ【大きな政府】
政府が経済活動に積極的に介入することで、社会資本を整備し、国民の生活を安定させ、所得格差を是正しようとする考え方。政府の財政支出が増えるため、税金や社会保障費などの国民負担率が高くなり、「高福祉...
オフショア‐ぎんこう【オフショア銀行】
非居住者(国内に住所を持たない人など)を対象とする銀行。海外から資金を集めて運用することを目的とし、金融取引にかかる税金を低率または非課税に設定している国や地域に設立される。オフショアバンク。
かい‐さい【皆済】
[名](スル)《「かいざい」とも》 1 借りた金を返しおわること。「借金を—する」 2 年貢・税金などを完納すること。
かい‐のう【皆納】
[名](スル)租税などを、残らず納めること。「年内に税金を—する」
かくれ‐みの【隠れ蓑】
1 着ると姿を隠すことができるという蓑。鬼や天狗の持ち物とされる。 2 実体を隠すための手段。「税金逃れの—に別名義の会社を作る」 3 ウコギ科の常緑小高木。沿岸地に自生。葉は互生し、厚く光沢が...