カカオ‐し【カカオ脂】
カカオの種子からとれる脂肪。黄色の固体で、ステアリン酸などが主成分。菓子・薬・化粧石鹸などに使用。カカオバター。ココアバター。
カカオ‐まめ【カカオ豆】
カカオの種子を発酵させたもの。特有の香りをもつ。これを焙煎(ばいせん)して細かくすりつぶしたものをカカオマスという。
かき‐の‐たね【柿の種】
カキの種子に似せた、唐辛子を利かせた醤油味のあられ。
かく【核】
1 果実の中心にある種子を保護している堅い部分。さね。 2 ⇒細胞核 3 「原子核」の略。「—融合」 4 ⇒凝結核(ぎょうけつかく) 5 核兵器のこと。「—廃絶」 6 地球の中心部。深さ2900...
かぐや
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))により、平成19年(2007)9月に種子島宇宙センターからH-ⅡAロケットを使って打ち上げられた日本の月探査機の愛称。正式名称はSELENE(セレーネ...
か‐しゅひ【仮種皮】
種子の表面を覆う付属物で、胚珠(はいしゅ)の柄や胎座の一部が発達したもの。カヤ・イヌガヤ・イチイなどにみられる。種衣。
か‐じつ【果実】
1 種子植物の花の子房が発達・変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房が主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。果皮の性...
かすま‐ぐさ【かすま草】
マメ科の越年草。高さ30〜50センチ。カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の形状を示し、名は、前者の第1字カと後者のスの間の意。さやの中に種子が3〜6個できる。
かたばみ【酢漿草】
1 カタバミ科の多年草。道端などに生える。茎は地をはい、多数の小枝を出す。葉は3枚の小葉からなる複葉で、紅紫色のものもあり、夜は閉じる。春から秋、黄色い5弁花を開く。果実は円柱形で、熟すとはじけ...
かどくら‐みさき【門倉岬】
鹿児島県、種子島最南端にある岬。先端部は高さ30〜40メートルの海食崖(がい)。天文12年(1543)、ポルトガル人が漂着し鉄砲をわが国に伝えた地。鉄砲伝来紀功碑がある。屋久(やく)島の連峰、種...