くさぞうしとよみほんのけんきゅう【草双紙と読本の研究】
国文学者、水谷不倒の著作。昭和9年(1934)刊行。
ぐんきものがたりけんきゅう【軍記物語研究】
国文学者、五十嵐力の著作。昭和6年(1931)に刊行。早稲田大学出版部「文学講義」に連載された論文「軍記物語研究」と、大正9年(1920)の「早稲田文学」秋季特別号に掲載された「平家物語の新研究...
けん‐きゅう【研究】
[名](スル)物事を詳しく調べたり、深く考えたりして、事実や真理などを明らかにすること。また、その内容。「中世史を—する」「対策を—する」「—者」「—発表」
げんだいじんのけんきゅう【現代人の研究】
亀井勝一郎による文明評論。昭和25年(1950)刊。
こう‐きゅう【攻究】
[名](スル)学問・技術などを、修め究めること。「東洋倫理学を—する」「凡(およ)そ画術を—するの法は」〈フェノロサ・美術真説〉
こう‐きゅう【考究】
[名](スル)深く考え、その意味や本質を明らかにすること。「古代史を—する」
こう‐きゅう【講究】
[名](スル)物事を深く調べ、その意味や本質を説き明かすこと。「一問題として—されつつあることを知った」〈花袋・蒲団〉
こだいけんきゅう【古代研究】
折口信夫の著書。3巻。昭和4〜5年(1929〜1930)刊。民俗学に基づいた文学の発生的研究や古代信仰・祭礼などの考察を体系化したもの。
こてんのひはんてきしょちにかんするけんきゅう【古典の批判的処置に関する研究】
国文学者、池田亀鑑による学術論文。全3冊を昭和16年(1941)に刊行。紀貫之の「土佐日記」の原本再建を通じ、日本古典文学研究における本文批評を理論的に体系化した。
さん‐きゅう【参究】
仏語。仏前に静座し、悟りを求め、真理を究明すること。