ほうほうてき‐かいぎ【方法的懐疑】
確固不動の真理に達するためにデカルトが用いた方法。偏見や謬見(びゅうけん)、あるいは真実らしく見えるが不確実なものなどをすべて疑うに足るものとして排し、この徹底した懐疑を通して「我思う、故に我在...
ほうろうき【放浪記】
林芙美子の自伝的小説。第一次大戦後の東京で、職を転々としながらもたくましく生きる女の姿を描く。昭和3年(1928)から昭和5年(1930)にかけて「女人芸術」誌上で発表。映画化・舞台化もされた。
ホップ【hop】
[名](スル) 1 跳ぶこと。はねること。 2 三段跳びの第一段目の跳躍。 3 野球で、投手の投げた球が打者の手もとで浮上すること。「内角高めに—する」
ほど【程】
[副助](名詞、名詞的な語、活用語の連体形などに付く) 1 多く、数量を表す語や、「いか(如何)」「どれ」などの語に付いて、おおよその分量・程度を表す。…くらい。「一週間—旅行する」「どれ—眠っ...
ほの‐めか・す【仄めかす】
[動サ五(四)] 1 それとなく言葉や態度に表して示す。におわせる。「不承知の意向を—・す」 2 もてはやす。「世になべて—・す作者を第一の人と申し侍らんや」〈ささめごと〉
ほ‐りゅう【蒲柳】
1 カワヤナギの別名。 2 《カワヤナギの葉が秋になるとすぐに落ちるところから》体質がひ弱なこと。「—の御身体時節柄殊に摂生第一に希望致し候」〈荷風・雨瀟瀟〉
ほん‐いん【本院】
1 主となる院。分院に対していう。 2 この院。 3 上皇または法皇が同時に二人以上ある場合、その中の第一の人。新院・中院に対していう。一の院。「父の帝をば、今は—と申す」〈増鏡・おどろの下〉 ...
ぼう‐あつ【防遏】
[名](スル)侵入や拡大などを、防ぎとめること。防止。「経済社会全体を攪乱(かくらん)するを—するが第一の任務だ」〈魯庵・社会百面相〉
ぼうり‐とりしまりれい【暴利取締令】
第一次大戦時の物価の暴騰に際し、買い占めや売り惜しみなどを抑制するために定められた農商務省令。大正6年(1917)公布。第二次大戦後、物価統制令に吸収された。
ボスニア‐ヘルツェゴビナ【Bosnia and Herzegovina】
ヨーロッパ南東部、アドリア海に面する共和国。北部のボスニアと南部のヘルツェゴビナとからなる。首都サラエボ。15世紀以降オスマン帝国領。1908年オーストリアハンガリー帝国に併合され、第一次大戦の...