ついほう【追放】
《原題、(フランス)Exil》サンジョンペルスの詩。米国に亡命した筆者が1942年に発表した作品。別邦題「流謫(るたく)」。
とうえい【塔影】
河井酔茗の詩集。明治38年(1905)刊。また、筆者が妻の島本久恵とともに昭和24年(1949)に創刊した詩誌の名。
なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南朝と北朝のどちらを正統とするかについての論争。「神皇正統記」や「大日本史」以来の経緯があるが、明治44年(1911)両朝を対等とした国定教科書の記述が問題化し、執筆者の文部省編修官喜田貞吉が休...
のみ‐なら‐ず
[連語]《副助詞「のみ」+断定の助動詞「なり」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 …ばかりでなく。…だけでなく。「筆者—世人も認めるところ」 2 (いったん文を切ったあと、接続詞的に用いて)そ...
ノール【Knol】
《「ノル」とも》インターネット上で利用できる百科事典。同様のサービスであるウィキペディアのように無料で閲覧できるが、記事の執筆者の実名が公開され、編集責任は執筆者が負うという点が大きく異なる。米...
はい‐どく【拝読】
[名](スル)読むことを、その筆者を敬っていう謙譲語。拝誦。「御著書—しました」
ひっ‐こう【筆工】
1 筆を作る職人。 2 文章・書画などの作者。筆者。
ひっせき‐がく【筆跡学】
書かれた文字について理論的、実際的に研究する学問。筆跡と性格との関係を研究する性格学的筆跡学と、複数筆跡間の執筆者が同一人か否かを判断する筆跡鑑定とがある。
ひつ【筆】
[音]ヒツ(漢) [訓]ふで [学習漢字]3年 〈ヒツ〉 1 ふで。一般に、文字を書く道具。「筆硯(ひっけん)/鉛筆・擱筆(かくひつ)・硬筆・紙筆・執筆・朱筆・石筆・鉄筆・毛筆・万年筆」 2 ...
ひつ‐い【筆意】
1 筆を運ぶときの気構え。また、書画のおもむき。ふでづかい。 2 詩文に現れる筆者の心構え。文章のおもむき。