せんき‐すじ【疝気筋】
1 疝気のとき痛む筋や筋肉。 2 正しくない系統。傍系。また、筋道を取り違えること。「表むきの筋を通した清潔感がすべて他の—を拭き消した生活の仕上図であり」〈石川淳・普賢〉
せん‐ご【譫語】
うわごと。転じて、筋道の立たない言葉。「—ヲ言ウ」〈和英語林集成〉
せん・ずる【詮ずる】
[動サ変][文]せん・ず[サ変]筋道をたどって深く考える。「理を—・ずる」
ぜん‐ご【前後】
[名](スル) 1 ある位置を境にした、まえとうしろ。「—の車輪」「—を見回す」 2 時間的にみた、まえとあと。「大会開幕—の慌ただしさ」 3 物事の順序や相互の関連。また、筋道。「話に—のつな...
そ‐たつ【疎達/疏達】
1 物事の筋道が通ること。疎通。 2 小さな事にこだわらないこと。
そ‐つう【疎通/疏通】
[名](スル)ふさがっているものがとどこおりなく通じること。また、筋道がよく通ること。「意思の—を欠く」「意思が—する」
そ・れる【逸れる】
[動ラ下一][文]そ・る[ラ下二] 1 別の方向へ行く。目標からはずれる。「弾が—・れる」「投球が—・れる」 2 本筋から離れる。通るべき筋道をはずれて、思いがけない方向へ行く。「話が脇道へ—・...
ただ‐じ【直路/直道】
《古くは「ただち」》 1 目的の所へまっすぐ行く道。「妹に逢はむと—から我は来つれど」〈万・二六一八〉 2 物事の正しい筋道や、なりゆき。「しかと—はしらねども」〈浄・花洛受法記〉
たて【立て】
[名] 1 立ててあること。「—看板」 2 酒宴。遊興。「こりゃ—に行く大尽衣装ぢゃ」〈浄・歌祭文〉 3 他人の分の遊興費も払ってやること。おごり。「わたしが—でござります」〈伎・韓人漢文〉 ...
たどり【辿り】
1 たどること。探し求めながら行くこと。「家を出でて見るだにあかき夜半の月入らむ山路に—あらすな」〈隆信集〉 2 物事の本質や筋道をよく探究すること。また、その能力。「心若き—少なさに」〈源・常夏〉