さん‐にょう【算用】
「さんよう」の連声(れんじょう)。
さん‐よう【算用】
[名](スル)《連声(れんじょう)で「さんにょう」とも》 1 金銭の額や物の数量を計算すること。勘定。計算。「—合って銭(ぜに)足らず」 2 金銭を支払うこと。清算すること。勘定。 3 考えてよ...
さんよう‐あい【算用合ひ】
帳簿などの金高の計算をして数を合わせること。帳合い。「最前の銀(かね)で、そなたの—もしまひ」〈浄・天の網島〉
算用(さんよう)合(あ)って銭(ぜに)足(た)らず
⇒勘定合って銭足らず
さんよう‐じょう【算用状/散用状】
中世、荘園年貢の収支決算書。結解状(けちげじょう)。
さんよう‐すうじ【算用数字】
筆算に使用する数字。0、1、2、3、4、5、6、7、8、9の10種のアラビア数字のこと。
さんよう‐だて【算用立て】
帳簿などを計算しなおして収支を検査すること。「前髪もある私が親ほどな山城屋、—も申しにくし」〈浄・淀鯉〉