ぎだゆう‐ぶし【義太夫節】
浄瑠璃の流派の一。貞享年間(1684〜1688)に竹本義太夫が始め、のち竹本・豊竹二派に分かれた。物語の筋、せりふに三味線の伴奏で節をつけ語るもので、操り人形劇と結びついて発達。非常に流行したた...
くうき‐ちょうせつ【空気調節】
⇒エアコンディショニング
くさつ‐ぶし【草津節】
群馬県草津温泉の民謡。高温の湯を板でかき回して適温にする共同作業で歌われる作業唄。囃子詞(はやしことば)が「チョイナチョイナ」というものと「ヨホホイ」というものとの2種類がある。前者は一般には草...
くしもと‐ぶし【串本節】
和歌山県串本地方の民謡。幕末ごろ、他国の門付けが伝えたものといわれる。囃子詞(はやしことば)から「オチャヤレ節」とよばれ、祭礼の御輿(みこし)行列に歌われていた。のち座敷歌となり、大正末期に全国...
く‐せつ【苦節】
逆境にあっても、自分の信念や態度を固く守りとおす心。「—十年」
くどき‐ぶし【口説き節】
1 俗曲の一。市井の情話などを長編の歌物語にしたもの。瞽女(ごぜ)などが歌って江戸後期に流行した。鈴木主水(もんど)・八百屋お七など。口説き。 2 ⇒口説き歌
くにたゆう‐ぶし【国太夫節】
1 浄瑠璃の流派の一。享保(1716〜1736)初期、一中節から一派を立てた都国太夫半中が始めたもの。のち宮古路(みやこじ)豊後と名のったので、豊後節とよばれる。半中節。宮古路節。 2 1から分...
くろだ‐ぶし【黒田節】
福岡県の民謡。もと、筑前(ちくぜん)黒田藩の武士たちが筑前今様(いまよう)を雅楽の越天楽(えてんらく)の旋律で歌った祝い歌。昭和初期から全国に広まる。
ぐじょう‐ぶし【郡上節】
岐阜県郡上市の盆踊り歌。毎年7月上旬から9月上旬まで続き、特に、8月13日から16日までの間は徹夜で歌い踊る。郡上踊り。郡上音頭。
けい‐せつ【勁節】
1 竹などの節(ふし)が強いこと。 2 強くて屈しない節操。強い気質。「夫れ—愛すべし、貞心憐れぶべし」〈菅家文草・五〉