バイオマイニング【biomining】
微生物の生化学的な作用を利用し、鉱物や鉱石から有用な金属資源を抽出する技術の総称。細菌で金属を溶出して精錬するバイオリーチングという手法が実用化されている。
バイオリーチング【bioleaching】
微生物の生化学的な作用を利用して、鉱物や鉱石から有用な金属を溶出して精錬する手法。バイオマイニングの一つ。酸性下でも生育する細菌による、鉄・銅・ウランの精錬が実用化されている。微生物精錬。バクテ...
ばい‐しょう【焙焼】
[名](スル) 1 あぶり焼くこと。 2 金属の硫化物・砒化物(ひかぶつ)・アンチモン化物の形の鉱物を、融解しない程度の温度で焼き、硫黄・砒素などを酸化させたり気化させたりすること。金属精錬の予...
ばいしょう‐ろ【焙焼炉】
精錬に際して、硫化鉱石を焙焼して酸化鉱物とするために用いる炉。回転式・多段床式など。
バルハシ【Balqash/Балқаш】
カザフスタン南東部、カラガンダ州の都市。バルハシ湖北岸に面し、港を有す。旧ソ連時代に銅の精錬所が建設され、バルハシ精銅コンビナートの中心地として発展。
ふい‐ご【鞴/韛/吹子/吹革】
《「ふきがわ」の変化した「ふいごう」の音変化》火力を強めるために用いる送風装置。箱の中のピストンを動かして風を送る。古代から金属の精錬や加工に使用された。
ベロボ【Belovo/Белово】
ロシア連邦中部、ケメロボ州の都市。イニヤ川と支流バチャト川沿いに位置する。クズバス炭田の主要な採炭地の一つ。亜鉛の精錬で知られる。
ベース‐メタル【base metal】
埋蔵量・産出量が多く、精錬が簡単な金属。鉄・銅・亜鉛・錫(すず)・アルミニウムなど。コモンメタル。メジャーメタル。常用金属。汎用金属。→レアメタル
ボルタ‐こ【ボルタ湖】
《Lake Volta》ガーナ南東部にある世界最大級の人造湖。面積は約8500平方キロメートル。1966年、アコソンボダム建設にともない、ボルタ川をせき止めて造られた。このダムによる電力は、ギニ...
ポート‐ピリー【Port Pirie】
オーストラリア、南オーストラリア州南部の都市。アデレードの北約230キロメートル、スペンサー湾東岸に位置する。内陸の鉱業都市ブロークンヒルで産出した鉱物の精錬および積出港として発展。