えべつ【江別】
北海道、石狩平野中部の市。明治11年(1878)屯田兵の入植・開拓に始まる。製紙工業・酪農が盛ん。札幌に接し、住宅地・文教地区。人口12.4万(2010)。
え‐ほん【絵本】
1 絵を主にした子供向きの本。 2 江戸時代、絵を主にした通俗的な本。絵草紙。 3 絵をかくための手本。絵手本(えでほん)。「本朝名木の松の—を集めらる」〈浄・反魂香〉 [補説]書名別項。→絵本
えほん‐ばんづけ【絵本番付】
芝居番付の一。序幕から大詰めまでの場面を描き、主な役名・役者名などを書き入れた小冊子。寛保(1741〜1744)ごろから明治中期まで行われた。芝居絵本。芝居絵双紙。えばんづけ。
え‐ぼうしょ【絵奉書】
1 淡彩で草花などを描いてある奉書紙。祝儀用。 2 錦絵(にしきえ)の色刷りなどに用いられる上質の奉書紙。
え‐ぼし【烏帽子】
《「えぼうし」の音変化で、烏塗(くろぬり)の帽子の意》 1 元服した男子のかぶり物の一。古代の圭冠(けいかん)の変化したもの。もと平絹や紗(しゃ)などで袋形に作り、薄く漆を引いて張りをもたせたが...
エムピー‐コンデンサー【MPコンデンサー】
誘導体に金属を蒸着した紙を用いたコンデンサー。シリコン油などを含浸させ、重ねて巻き込んだもの。絶縁破壊が生じると紙に穴があき、蒸着した金属が蒸散して瞬時に絶縁を自己回復する作用をもつ。ペーパーコ...
エメリー‐ペーパー【emery paper】
紙やすり。サンドペーパー。
エメリー‐ボード【emery board】
マニキュア・ペディキュア用の爪やすり。粗密2種の紙やすりを表裏に貼り合わせたもの。
えん【艶】
[名・形動] 1 あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」 2 情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも—なるに」〈源・藤...
えん‐しょ【艶書】
《古くは「えんじょ」とも》恋心を書き送る手紙。恋文。懸想文(けそうぶみ)。艶状。「袂(たもと)の中へいつの間にか入れられてあった—の文句を」〈荷風・寝顔〉