こく‐めい【克明】
[名・形動] 1 細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。また、そのさま。丹念。「—な記録」 2 まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。「姉は世間でいう義理を—に守り過ぎる女であった」〈...
こ‐ごうし【小格子】
1 細い角材を、間を透かして縦横に細かく組んだもの。⇔大格子。 2 江戸吉原の最も格式の低い遊女屋。または、そこの遊女。⇔大格子。 3 細かい格子縞の模様。細かい弁慶縞。⇔大格子。
こ‐ごと【小言】
1 不平。文句。苦情。「—を並べる」 2 細かいことをいちいち取り立ててしかること。また、その言葉。「—を食う」
こ‐さめ【小雨】
少し降る雨。小降りの雨。また、細かい雨。「—に煙る港」⇔大雨。
こ‐じわ【小皺】
細かいしわ。「—が寄る」
こ‐ぜに【小銭】
1 細かいお金。少額の金銭。「—入れ」 2 高額ではないが、ちょっとまとまったお金。「こつこつと—をためる」
こちゃ‐こちゃ
[副](スル)細かい物が入りまじって、混雑しているさま。「いろいろなことを—(と)手帳に書く」「小さな店が—した横町」
こぬか‐あめ【小糠雨】
雨滴が霧のように細かい雨。ぬか雨。
こ‐ぶし【小節】
1 木の節の小さいもの。 2 民謡・歌謡曲などで用いられる装飾的な発声技巧、およびそれによる細かい節回し。「—をきかせた歌い方」 3 謡曲で、音尾につけられる装飾的な節回し。観世流で用いる。
こま・い【細い】
[形](多く西日本で) 1 形や量、数などが小さい。こまかい。「何歳(いくつ)かい。何、十二、—・いな」〈蘆花・思出の記〉 2 けちけちしている。お金に細かい。「金に—・いことをいう」