つき‐め【尽(き)目】
物事が終わり尽きてしまう時。「金(かね)の—」「運の—」
つけ‐しゅうげん【付祝言】
能で、1日の番組の最後に、囃子(はやし)なしで地謡(じうたい)が謡う短い謡。切能(きりのう)が祝言能のときには行わない。普通は「高砂」の終わりの一節が謡われる。祝言小謡。
つまり【詰(ま)り】
[名] 1 物が詰まること。また、詰まっている度合い。「排水溝の—」「袖丈(そでたけ)の—ぐあい」 2 いろいろと経過して行きつく最後のところ。事の結末。果て。終わり。「とどの—」「身の—」「...
つもり【積(も)り】
1 前もってもっている考え。意図。心ぐみ。「成功する—でいる」「怒らす—ではなかった」 2 実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ち。「死んだ—で働きます」「親の—で世話する」 3 予想...
つも・る【積(も)る】
[動ラ五(四)] 1 物が次々に重なって高くなる。一面に多くたまる。「雪が—・る」「ほこりが—・る」 2 物事が少しずつたまって多くなる。次々と加わってふえる。「不平が—・る」「—・る思い」「—...
て‐ぎれ【手切れ】
1 それまで続いていた関係・交渉などを終わりにすること。特に、男女の愛情関係を終わりにすること。「借金を返して—にする」 2 「手切れ金」の略。
テルミドール‐の‐はんどう【テルミドールの反動】
《(フランス)thermidorは「熱月」の意。革命暦の第11月》1794年7月27日(テルミドール9日)、フランス革命政府を支配していたロベスピエール派がクーデターで倒れ、ロベスピエールらが処...
テレーズ‐デスケルー【(フランス)Thérèse Desqueyroux】
モーリアックの小説。1927年刊。大地主と愛のない結婚をした女性テレーズが夫を毒殺しようとして未遂に終わり、自由と孤独の宿命を負って夫と別れるまでを描く。
手(て)を締(し)・める
商談・和解などの成立、会合の終わりなどを祝って、一同がそろって拍手する。手締めをする。「—・めて会をお開きにする」
てんにん‐そう【天人草】
シソ科の多年草。日本特産。山地の木陰に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱、葉は長楕円形で先がとがる。夏の終わりに、淡黄色の花を密につけた穂を出す。