たて‐やのじ【竪やの字】
女帯の結び方。背中に肩から斜めに「や」の字形に結ぶもの。宝暦(1751〜1764)のころ、歌舞伎俳優2代目瀬川路考の創始という。やの字結び。
たてやまくろべ‐アルペンルート【立山黒部アルペンルート】
富山県富山市の電鉄富山駅と長野県大町市の信濃大町駅を結ぶ観光ルート。鉄道・バスのほかケーブルカー・トロリーバス・ロープウエーを利用して立山を横断する。弥陀ヶ原や黒部湖などの景勝地がある。
たにがわ
上越新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成9年(1997)運行開始。東京・越後湯沢(冬季はガーラ湯沢)駅間などを結ぶ。2階建て車両E4系が使用される際の名称は「Max(マックス)たにがわ」。
タボラ【Tabora】
タンザニア中西部の都市。タボラ州の州都。19世紀前半よりアラブ人の奴隷貿易の拠点として栄えた。インド洋岸のダルエスサラームと内陸のキゴマ、ムワンザを結ぶ鉄道の分岐点。タボーラ。
たまのい【玉井】
謡曲。脇能物。観世・金剛・喜多流。観世小次郎信光作。記紀に取材。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が釣り針を探しに竜宮へ行き、玉の井戸のほとりで豊玉姫と契りを結ぶ。
たま‐みずき【玉水木】
モチノキ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。葉は長楕円形で滑らか。雌雄異株。5、6月ごろ緑白色の小花を密につけ、秋に赤い丸い実を結ぶ。《季 秋》
たま‐むすび【玉結び】
1 ⇒小間(こま)結び 2 裁縫で、縫い始めの糸の端を布にとめるための結び方。→玉止め 3 江戸中期、元禄(1688〜1704)ころに流行した女性の髪形。背に垂らした髪の端を折り返して輪に結ぶもの。
タマレ【Tamale】
ガーナ北部の都市。ノーザン州の州都。古くから交易の要地であり、ブルキナファソの首都ワガドゥーグーとクマシを結ぶ幹線道路上に位置する。イスラム教徒のダゴンバ人が多く居住し、多数のモスクがある。
ためいき‐の‐はし【溜め息の橋】
《Ponte dei Sospiri》イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアにある、ドゥカーレ宮殿と旧監獄を結ぶ、運河上に架かる橋。この橋を渡り監獄に入れられた罪人たちが溜め息をつくことから、そ...
た‐ゆい【手結】
上代の服装の一つで、袖口(そでぐち)を結ぶこと。また、その紐(ひも)。