だん‐ぺん【断編/断篇】
文章や文書の一部分。きれはし。「日記の—」
ちゅう‐へん【中編/中篇】
1 書物などで、上・中・下と3編あるもののうちの中間の編。 2 「中編小説」の略。
ちょう‐へん【長編/長篇】
詩歌・小説・映画などの長い作品。→短編
ない‐へん【内編/内篇】
主に漢籍で、著者が言おうとする要旨を述べた中心部分。⇔外編。
ふ【節/編】
1 植物のふし。「天(あめ)なるささらの小野の七—菅(すげ)手に取り持ちて」〈万・四二〇〉 2 こもやすだれ、また垣などの編み目。「まを薦(ごも)の—の間近くて逢はなへば」〈万・三五二四〉
へん【編/篇】
[名] 1 首尾の整っている詩文。 2 書物・文章や演劇などの部分け。「後の—で言及する」「青春—」 3 いくつかの文章を集めて1冊の本にすること。編纂(へんさん)。「国語学会—」 [接尾]...
へん【編】
[音]ヘン(呉)(漢) [訓]あむ [学習漢字]5年 1 糸でとじて書物を作る。文章を集めて書物に仕立てる。「編纂(へんさん)・編者・編集・編著/共編・新編」 2 組み合わせてまとまった形に仕立...
ぺん【編/篇】
[接尾]「へん(編・篇)」に同じ。「三—からなる歌曲」「浮世床全三—」
ほん‐ぺん【本編/本篇】
1 書物などで、主体となる部分。正編。 2 予告編に対して、実際に上映される映画のこと。 3 テレビドラマに対して、劇場で公開される映画のこと。 4 この編。
や‐ふ【八節/八編】
節が八つあること。垣などの結い目が八段になっていること。転じて、節や段がたくさんあること。また、そのもの。「臣(おみ)の子の—の柴垣(しばがき)下とよみ」〈武烈紀・歌謡〉