やき‐いろ【焼(き)色】
焼いたときに表面につく色。「ステーキに—をつける」「—の美しい陶器」
やさ‐おんな【優女】
姿かたちの美しい女。また、性質のやさしい女。やさめ。「かかる東の果てしにもまたあるものぞ—」〈浄・凱陣八島〉
やさ‐がた【優形】
[名・形動] 1 姿かたちが美しいこと。上品にすらりとやせていること。また、そのさま。「—な(の)人」 2 気だてや振る舞いなどのやさしいこと。しとやかで優美なこと。また、そのさま。「かの女法師...
やさし・い【優しい】
[形][文]やさ・し[シク]《動詞「痩(や)す」の形容詞化で、5が原義》 1 姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。「—・い顔かたち」「声が—・い」 2 他人に対して思いやりがあり、情がこま...
やなぎ‐の‐かみ【柳の髪】
1 柳の枝が細く長いのを髪に見立てていう語。「春風や—をけづるらん緑のまゆも乱るばかりに」〈新千載・春上〉 2 女性の長く美しい髪を柳の枝にたとえていう語。「—を何ゆゑに、浮き世恨みて尼が崎」〈...
やなぎ‐の‐まゆ【柳の眉】
1 柳の枝に萌(も)え出た若芽を眉に見立てていう語。 2 《「柳眉(りゅうび)」を訓読みにした語》女性のほっそりした眉。女性の美しい眉。
柳(やなぎ)は緑(みどり)花(はな)は紅(くれない)
《蘇軾「柳緑花紅真面目」から》 1 自然のままであること。 2 春の美しい景色を形容する言葉。 3 ものにはそれぞれ個性が備わっていることのたとえ。「—、さまざまの世のならはしこそ定めなき」〈浄...
矢張(やは)り野(の)に置(お)け蓮華草(れんげそう)
《播磨(はりま)の俳人瓢水(ひょうすい)の句「手に取るなやはり野におけ蓮華草」から》野原で咲いているからこそレンゲソウは美しいのであって、摘んで観賞するものではない。そのものにふさわしい環境に置...
闇(やみ)の夜(よ)の錦(にしき)
暗い闇夜には美しい錦を着ても人には見えない。むだなこと、無意味なことのたとえ。夜の錦。闇の錦。闇夜の錦。
ヤンガヌコ‐けいこく【ヤンガヌコ渓谷】
《Quebrada de Llanganuco》ペルー中部、アンデス山脈に属するブランカ山群にある渓谷。ワスカラン国立公園内、標高3850メートルに位置する。チナコチャ湖・オルコンコチャ湖の二つ...